電気代の見直しをする際は、「3つの観点」と「取り組む順番」を意識することが大切です。家電の使い方などの細かい節約方法も重要ですが、それ以前に見直すべきポイントがあるのです。
本記事では、それら3つの原則を優先順位の高い順にまとめ、電気を乗り換える際のおすすめプランについても解説していきたいと思います。
家庭の電気代が高いと感じている方や、これから電気代の見直しをしようと思っている方はぜ、ぜひ参考にしてください。
電気料金を見直す3つの方法
電気代の見直しをする際は、以下の3点を順番通りに実施しましょう。
1.現在の電気料金や契約先をチェック
2.電気料金プランを見直す
3.電気代の節約を行う
ひとつずつ、順番に解説していきます。
1.現在の電気料金や契約先をチェック
まずは、現在契約している電気会社とプランを確認しましょう。契約している電気会社が分からない場合は、以下の方法で確認が可能です。
・検針票や請求書を探す
・メールを検索する
・銀行通帳やクレジットカードを確認する
検針票や請求書を探す
まず確認していただきたいのが、検針票や請求書です。検針票や請求書には会社名やお客様番号、供給地点特定番号、契約容量、プラン名などが漏れなく記載されています。自宅に電力会社の検針票や請求書が届いてないか、探してみてください。
メールを検索する
最近はエコの時代のため、検針票や請求書を発行しない電力会社が増えています。地域の大手電力の中にも、紙の検針票や請求書を廃止しているところもあります。そういった場合は、電気料金の通知やお知らせのメールが届いていないか、メールボックスをチェックしてください。
銀行通帳やクレジットカードを確認する
通帳やクレジットカードの使用履歴から、電力会社を確認することも可能です。クレジットカードの場合は会社名の記載がないこともありますが、問い合わせをすれば確認できます。
2.電気料金プランを見直す
電力会社が確認できたら、電気料金プランの見直しをしましょう。既存の電力会社内でプランを変更しても良いですし、電力会社自体を変更することもできます。
以下の3つの選択肢の中から、一番メリットがある方法を選びましょう。
・新電力サービスに変更する
・契約アンペア数を変更する
・支払い方法を変更する
上記3点を順番でお伝えします。
新電力サービスに変更する
電力自由化以降、様々な企業が電力事業に参入してきています。それらの企業は「新電力」と呼ばれ、従来の電力プランよりも価格面での優位性を打ち出している会社が多いです。
新電力に乗り換えるだけで毎月の電気料金を節約できる可能性が高いのですが、その際は以下のポイントを意識してください。
・ライフスタイルに合ったプランを選ぶ
・他のサービスとのセット割があるプランを選ぶ
ライフスタイルに合ったプランを選ぶ
電気料金は、固定費としての「基本料金」と利用した電力量に応じて支払う「従量料金」の組み合わせで決定されます。
そして、電力会社によって「基本料金」「従量課金の電力単価」は異なります。ご自身の電力使用量に応じて最適な組み合わせとなるプランを選びましょう。
例えば、4人家族などで電力使用量が多い場合は、基本料金が多少高くても従量料金の電力単価が低い方が、毎月の電気代は安くなります。反対に、電力使用量が少ない一人暮らしの節電の場合は、が少ない場合は、基本料金が安いプランの方がお得です。
基本料金が0円のプランや時間帯によって単価が安くなるプランを提供している会社もありますので、ライフスタイルに合わせてそういったプランも候補に入れましょう。
他のサービスとのセット割があるプランを選ぶ
新電力の中には、自社サービスと電気をセットにしたセット割を提供している会社もあります。
例えば、ガスや携帯電話、インターネット回線の会社が提供する電力プランなどです。
>>通信費の節約の鍵はインターネットの使い方!自分に合った見直しを
セット割にすることで料金が安くなりますし、請求も一本化されるため管理や問い合わせも楽になります。
光回線のNURO 光も契約者向けの電力プランを提供していますが、NURO 光の月額料金が501円(税込)割引になるため、大変お得です。
契約アンペア数を変更する
契約アンペア数を下げられると、毎月の基本料金が安くなります。
■東京電力 従量電灯Bの基本料金
アンペア数 | 料金(税込) |
10A | 286円00銭 |
20A | 429円00銭 |
30A | 572円00銭 |
40A | 858円00銭 |
50A | 1,144円00銭 |
60A | 1,430円00銭 |
70A | 1,716円00銭 |
※単位:1契約
40Aから30Aに契約を下げるだけで、毎月286円(税込)も安くなることが分かりますね。
アンペア数は一度に使用する電力量の上限を表す数字ですので、同時に使用する電化製品を少なくすることで、より低いアンペア数での契約が可能です。
ただし、無理をして下げすぎてしまうと、一時的に複数の電化製品を使用した際にブレーカーが飛んでしまうこともあります。その辺りのバランスには、注意してください。
適切なアンペア数の選び方
適切なアンペア数を選ぶためには、日常的に利用している家電製品その消費電力量を計算する必要があります。
家電の消費電力のおおよその目安は、以下の表をご覧ください。
家電製品 | 必要なアンペア数 |
テレビ | 1アンペア |
ノートパソコン | 1アンペア |
エアコン | 7アンペア |
照明 | 3アンペア |
冷蔵庫 | 4アンペア |
洗濯機 | 5アンペア |
掃除機 | 10アンペア |
電子レンジ | 13アンペア |
炊飯器 | 5アンペア |
20アンペアで契約している場合、家電製品の消費電力の合計を20アンペアまでに抑えるように意識してください。
アンペア変更工事は基本無料
アンペアを変更する場合は、電力会社に依頼します。分電盤を交換するだけで済む場合は、費用がかかることはありません。分電盤とは各部屋へ電気を送るための装置です。漏電が発生したときに電気を止める安全装置の役割もしています。
設備環境によっては有料になることもあるため、事前に確認しましょう。
支払い方法を変更する
おすすめの支払い方法は、ポイントが貯まるクレジットカードです。コンビニ払いや請求書払いの場合は別途手数料がかかるため、余計な出費となってしまいます。
また、新電力の多くは支払い方法をクレジットカードのみとしています。
3.電気代の節約を行う
最後は、電化製品の使い方を工夫してこまめな節約を心がけましょう。
日々のちょっとした工夫で節電は可能ですし、特に二人世帯以上の場合、コツコツ行うことで年間数万円も安くなる可能性がありますので、ぜひ積極的に取り組んでください。
こまめに節電を意識する
節電のために意識したのは、以下の4点です。
・使っていない電化製品のスイッチはこまめに切る
・電力使用量をこまめにチェック
・電気代の高い時間帯を知って、その時間は外出するなどの工夫をする
・窓には断熱材を使う
電化製品ごとの節電方法をチェック
家電製品によって、節電のポイントが異なります。以下の代表的な家電については、ぜひ押さえておきましょう。
・冷房・暖房器具
・冷蔵庫
・照明器具
・テレビ
各家電製品の具体的な節電方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>電気代を節約する方法を徹底解説|冷房・暖房器具、照明の使い方は?
光回線と電気をセットにするとお得に節約
記事内でもご紹介しましたが、光回線のNURO 光では、契約者向けに電力サービス「NURO でんき」を提供しています。
セット割としてNURO 光の月額料金が501円(税込)も安くなるため、とてもお得と好評です。
ただし、NURO でんきはNURO 光のオプションサービスであるため、利用のためにはNURO 光への加入が必要です。
NURO 光を利用することで、インターネットをより快適により安く利用できる可能性がありますので、ここからはNURO 光の特徴についてご説明します。
NURO 光の特徴は、以下の通りです。
・通信速度が速い・月額料金がリーズナブル
・最大2万円まで他社違約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
通信速度が速い
NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbpsと下り最大10Gbps。一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍と10倍の速度を実現しています。
また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。
2Gbpsの通信速度について ※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。) ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
10Gbpsの通信速度について ※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。 ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
月額料金がリーズナブル
下り最大2Gbpsという通信速度を実現する2ギガプラン(3年契約)の月額料金は、5,200円(税込)となっています。(10ギガプラン(3年契約)の月額料金は5,700円(税込))この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。
さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。
NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。
最大2万円まで他社違約金を補填
NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う違約金に対して、最大2万円までのキャッシュバック補填を実施しています。工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。
ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。
入会特典が選べる
NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。・1年間 月額980円(3年契約プランのみ) + 工事費実質無料
・43,000円キャッシュバック+ 工事費実質無料
上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。(しかも以下はすべて併用可能!)
多くが2022年夏以降に新しくできた新特典で、さらに合計何万円分もお得になる内容になっています。
【NURO 光 公式申込でついてくる特典】
・最長2か月の無料体験ができる(2023年7月25日以降にお申し込みされた方が対象となります。)
・他社解約時の違約金最大2万円補填
・最長2か月、解約が完全無料!(契約解除料や工事費残債などが0円)
【オプションの申込で得られるもの】
・オプション申込で、最大2万円追加キャッシュバック
・NURO 光 でんわ利用で、ソフトバンクユーザーが最大月額1,100円割引
・ソニー製ONUが必ず届くNUROスマートライフが、初期費用&最大6ヶ月間無料
・NUROモバイル1年間0円~特典(申込後のメールにあるURLからモバイル申込で、3GBプランなら1年間0円特典)
それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの
>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる
開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり
NURO 光を利用するためには開通工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーター機器のレンタルを実施。
NURO 光のWi-Fiレンタルを利用すればソニー製のホームルーターが最大2ヶ月0円で使えるので非常にお得です!
お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。なお、NURO 光の申込完了メールにリンクが掲載されています。
※初期費用として2,200円(税込)がかかります。
※当日を含む3日間の合計データ通信量が、規定値(10GB)を超えた場合、通信の速度を制限する場合がございます。
まとめ
電気代を見直す際は、以下の3つのポイントを意識してください。
1.現在の電気料金や契約先をチェック
2.電気料金プランを見直す
3.電気代の節約を行う
コロナ禍で在宅時間が増え、自宅の電気代が上がっている方も多いのではないでしょうか。できるだけの節電も大切ですが、電力プランそのものを見直しや、その他の電気代以外の家計の見直しも、ぜひ検討してみてください。
ご家庭でのインターネット利用頻度が多い方は、ぜひ高速インターネットとして評価の高いNURO 光をご検討ください。NURO でんきとのセット割で割引も適用されるため、料金面に関しても非常にお得です。