集合住宅
建物所有者さまへ
ご入居のお客さまより、この度光回線インターネットサービス「NURO 光」のお申し込みをいただきました。
サービスの提供にあたって工事をおこなう必要があるため、以下の確認事項や工事方法をご確認の上、ご了承くださいますようお願いいたします。
工事の前に
- 建物の美観を損なわないように十分配慮いたします。
- 騒音、振動、臭気、火気使用は発生しない工事ですのでご安心ください。
- 工事の際は、ご入居のお客さまと一緒にお立ち会いいただいても問題ございません。
- どの工法でも回線品質に相違はございません。
- 建物状況により、工事回数などが変更になる場合もございます。
建物所有者さまへの確認事項
□ 工事の前に、以下についてご了承くださいますようお願いいたします。
- 光キャビネットを取り付けるため外壁へのビス留めが発生いたします。
- 光ケーブルや光キャビネットを脱落しないように外壁に固定する必要がございます。引き留め金具を新設する必要がある場合、および、光キャビネットを設置する必要がある場合には、外壁へのビス留めが発生いたします。
- 建物の構造によりましては、外壁などに光ケーブルを通すための貫通工事が必要な場合がございます。必要な場合には別途工事担当者よりお声かけ/ご説明をさせていただきます。
工事当日、お住まいの環境を確認し、工事担当者からご入居者さまへ施工方法を説明いたします(建物所有者さまのお立ち会いも問題ございません)。
工事方法について
NURO 光の工事は主配線盤(MDF)から光ケーブルを通線し、既に棟内にある配管から各戸に光ケーブルを引き込む工法にて実施いたします。 MDFや配管が利用できない場合、外壁に光キャビネットを設置し、エアコンダクトなどから宅内に光ケーブルを引き込む方法にて施工いたします。 どちらの工法にて工事を行うかは、工事当日に建物の設備状況などを確認させていただいた上で決定いたします。
※ 主配線盤(MDF)、中間配線盤(IDF)・・・オフィスビルや集合住宅で、多くの電話回線や通信回線をまとめて管理している配線盤をMDF、各フロアごとにあるサブの配線盤をIDFといいます。
なお、容量最大まで配管されている場合などはMDFを利用した工事はできません。あらかじめご了承ください。
※既存設備を利用し、配線工事を必要としない場合もございます。
※光キャビネットを設置しない工法もございます。工法に関しましては、お客さまでの選択はできかねますので、あらかじめご了承ください。

開通工事(光キャビネット設置工法での事例)
- ① 電柱から光ケーブル引き込み
- ② 光キャビネットにつなげ、光ケーブル同士を接続
- 新規もしくは既設の引留金具を使用し、光ケーブルを固定の上、光キャビネットにつなげます。
※ 引留金具を新設する場合はビス留めが必要です。 -
▼引留金具(2~4か所ビス留め)
- ③ 光キャビネットの取り付け
- 外壁にビス留めで光キャビネットを設置します。
ビス留めは2~4か所、穴の大きさは3~4mm程度で防水処理も行います。 -
▼外壁への光ケーブル固定例
※必要な場合のみ
- ④ 宅内への光ケーブル引き込み
- 設置した光キャビネットから宅内へ光ケーブルを入線します。
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▼エアコンのダクトを利用する場合▼電話線などの既存配管を利用する場合
- ⑤ 光コンセントの取り付け
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引き込んだ光ケーブルに光コンセントを取り付けます。光コンセントには、光アウトレットと光ローゼットの2種類があります。光アウトレットは室内の壁にある電話線などの光アウトレットを光コンセント対応用光アウトレットに交換します。
※ 光ローゼットはエアコンダクトや既存または新規の穴から引き込んだ際に取り付けます。 -
▼光アウトレット▼光ローゼット(2か所ビス留め)
- ⑥ 光コードの配線とONU設置
ビス留めについて
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- ビスのサイズ:直径6mm程度
ビス穴の大きさ:直径3~4mm程度
光キャビネットに取り付けるビスは2~4か所となります。
退去後について
お客さまからお申し出がない限り、退去後も光キャビネットと光コンセントは設置させていただきます。
撤去が必要な場合は、解約時に撤去工事(機器、配線の撤去及びビス留め箇所の穴埋め)をお申し込みください。
なお、撤去工事費はお客さま負担ですのでご了承ください。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社