暖房器具の使用量が増える冬は、電気代が高くなりがちです。
特に、寒冷地の場合は外気温と室内の温度差が大きく、複数の暖房器具を組み合わせて利用する機会も多いため、夏よりも電力消費量が増える傾向にあります。
そこで、この記事では、暖房器具ごとにかかる電気代を比較。どの暖房器具が節電に有効なのかを、ランキング形式でご紹介していきたいと思います。
併せて、暖房利用時の節電のコツについても解説していきますので、冬場の節電を意識している方はぜひ参考にしてください。
節約できる暖房器具ランキング

まずは、様々な暖房器具の使用料金を比較しました。料金が安いものから順位を付けていますので、ご確認ください。
1位:電気毛布
2位:こたつ
3位:エアコン
4位:石油ファンヒーター
5位:ホットカーペット
6位:オイルヒーター
それぞれの特徴を、順番に解説していきます。
電気毛布の特徴と料金
電気毛布は毛布のみを暖かくする暖房器具のため、部屋全体を暖める効果はありません。
ただし、電気毛布には即効性があり、スイッチを入れればすぐに暖まるというメリットがあります。毛布のなかにくるまれば、身体全体がポカポカと暖かくなりますよね。
消費電力量が最も多い75Wタイプの電気毛布を1時間使用したときの電気代は、1.5円ほど。ほかの暖房器具に比べて、非常に安いコストです。
就寝中に暖房を付けている方は、暖房を切って、お布団と電気毛布の組み合わせに切り替える、もしくは室内温度の設定を下げて電気毛布と併用することで、快適に節電することができます。
こたつの特徴と料金
こたつは、内部の空間のみを暖める暖房器具です。部屋全体が暖まることはありませんが、スイッチを入れるだけで、すぐに暖まる即効性も魅力。
こたつに入っていれば身体が温まるため、メイン暖房のサブとしても有効です。メイン暖房の設定温度を下げることでの節電効果も期待できます。
こたつ単体の電気代については、500~600Wのこたつを1時間使用した場合で5.4円ほど。電気毛布と比べると3倍以上の電気代がかかりますが、それでも暖房器具のなかでは低めに抑えられています。
エアコンの特徴と料金
部屋全体を暖めるメイン暖房としてエアコンを利用している方は多いのではないでしょうか。
668kWhの暖房を1時間使用した場合の電気代は、約6.1円。こたつとの電気代の差は1時間あたり0.7円程度と、意外と省エネです。
ただし、部屋の空間全体を暖めるため、効果の実感まで時間がかかる点が難点です。急いで暖めようとハイパワーで運転する使い方をしているとせっかくの省エネ効果も薄れてしまうため、別の暖房器具との併用が効果的です。
石油ファンヒーターの特徴と料金
石油ファンヒーターは、灯油を入れて利用する暖房器具です。石油ストーブとの違いは、ファンで温風を前面に出すという点。暖まるまでの速度が速く、暖まる範囲が広いのが特徴です。
ただし、石油ファンヒーターは電気だけで動かすことができません。定期的に給油が必要ですし、取り扱いを間違えると火傷の危険性もあるため、小さな子どもがいる家庭にはやや危険な暖房器具だと言えるでしょう。
石油ファンヒーターの暖房費は、電気代と灯油代の合算になるため、複雑です。
まずは灯油の料金ですが、灯油18リットルの価格は、日によって異なります。約1,500円として計算した場合、石油ファンヒーター使用時の灯油代は1時間あたり8.2円(最小燃焼時)~29.2円(最大燃焼時)ほど。
電気代は、1時間あたり0.54円程度です。
これらを合計すると、1時間当たりの運転コストは8.74円~29.74円ということになり、最小の場合でもエアコンと比べて2円以上高いということが分かります。
長時間、部屋全体を暖かく保つには、エアコンの方が節約につながるということですね。即効性の石油ファンヒーターと、時間がかかるエアコンの組み合わせも有効です。
また、人感センサー機能付きの種類の石油ファンヒーターを使うことでも節電することもできます。
ホットカーペットの特徴と料金
ホットカーペットは、カーペットや毛布の表面のみ暖める暖房器具です。こちらも、即効性があり、スイッチを入れるとすぐに暖まります。
暖まるスポットが決まっているため部屋全体を暖めるメイン暖房器具としては不向きで、メイン暖房をつけるほどではない季節に適した人気の暖房器具と言えるでしょう。
また、ホットカーペットは電気毛布と似た暖房器具ですが、電気毛布よりもずっと電気代が高いです。1時間の電気代は約12.2円となるため、サブとしての利用であれば電気毛布の方が節約に繋がります。
オイルヒーターの特徴と料金
オイルヒーターには、部屋全体を暖める効果があります。また、オイルヒーターの温風は強くないため乾燥を防ぐことができ、機能面だけを見れば空間全体を長時間暖めるのに最適な暖房器具と言えるでしょう。
難点は、部屋が暖まるまで時間がかかること。
また、平均的なオイルヒーターの電気代は、10畳タイプ(1500Wタイプ)で一時間当たり30.7円ほど。ホットカーペットに比べてもかなり高いため、節電を意識している方には向かない暖房器具です。また、カーボンヒーターはハロゲンヒーターよりも電気代が安いケースが多いです。
電気代や光熱費をかけずに暖を取る4つのコツ

ここからは、できるだけ電気代や光熱費をかけずに暖を取るコツを4つほどご紹介します。
・暖める部屋を限定して寒気が入り込まないようにする
・カーテンを厚手のものにする
・靴下を履く
・部屋の湿度を上げる
それぞれの詳細は、以下の通りです。
暖める部屋を限定して寒気が入り込まないようにする
部屋を暖めている時は、できるだけ寒気が入り込まないようにしましょう。暖める部屋を限定し、その部屋の密閉度を高めることで、効率的に暖房できます。
逆に、部屋のドアを開けて複数の部屋を同時に暖めたり、窓が開いていると暖房効率は落ちてしまいます。
適度な換気は必要ですが、効率的な暖房を心がけましょう。
カーテンを厚手のものにする
部屋のカーテンを厚手のものに変更することで、外気の冷たい空気の影響を受けにくくすることができます。
カーテンと床とのあいだに隙間がある場合は、その隙間をクッションなどで埋めるのも有効。暖気が逃げるのを防げます。
靴下を履く
部屋の温度を上げる方法ではありませんが、靴下を履いたり、熱を逃がしづらいインナーウェアを着用したりすることで、効率的に自身の身体を温めることができます。
身体が温まれば暖房器具の設定温度を下げることもできるため、節電にも繋がりますね。
部屋の湿度を上げる
湿度が上がると、体感温度が上がります。暖房器具の設定温度を下げても快適に過ごせるよう、湿度は高めに維持しましょう。
特に、暖房中は乾燥しがちです。加湿器は必ず併用することをおすすめします。
電力会社の乗り換えも視野に
節電を意識した暖房器具の使用や効率的に暖を取るコツを意識すれば、冬の電気代を節約することができます。
それに加えて、根本的な節約を検討されている場合は、電力会社の乗り換えも検討してみてください。
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こちらの記事でも、NURO でんきについて詳しくまとめています。
>>NURO でんきはどれくらいお得?メリット・デメリットを解説
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まとめ
暖房器具は、できるだけ電気代のかからないものを選び、上手に組み合わせましょう。節電の工夫をしながらの利用が、冬の電気代節約につながります。
電気代と同時にインターネット料金の節約もお考えの方は、ぜひNURO 光とNURO でんきをご検討ください。


