建物所有者さまへ
ご入居のお客さまより、この度光回線インターネットサービス「NURO 光」のお申し込みをいただきました。
サービスの提供にあたって工事をおこなう必要があるため、以下の確認事項や工事方法をご確認の上、ご了承くださいますようお願いいたします。
工事の前に
- 建物の美観を損なわないように十分配慮いたします。
- 騒音、振動、臭気、火気使用は発生しない工事ですのでご安心ください。
- 工事の際は、ご入居のお客さまと一緒にお立ち会いいただいても問題ございません。
- 以下A、B、Cのどの工法でも回線品質に相違はございません。
- 建物状況により、工事回数などが変更になる場合もございます。
建物所有者さまへの確認事項
□ 工事の前に、以下についてご了承くださいますようお願いいたします。
- 引留金具を新設する必要がある場合は、外壁へのビス留めが発生いたします。
-
光キャビネットを取り付けるため外壁へのビス留めが発生いたします。ビス留めが難しい場合は両面テープ施工が可能な場合もございます。
※強度の関係上ビス留めをおすすめしております。 - 構造によっては、外壁への穴あけ貫通工事が必要な場合がございます。
工事当日、お住まいの環境を確認し工事担当者からご入居者さまへ施工方法を説明いたしますのでご安心ください。
3種類の工事方法について
工事方法はA~Cの3種類から選択されます。
A総戸数40戸以上(2023年11月30日以前にお申し込みの場合)
B 総戸数39戸以下かつ3階建て以上
C 総戸数39戸以下かつ1~2階建て
NURO 光の工事は主配線盤(MDF)から光ケーブルを通線し、既に棟内にある配管から各戸に光ケーブルを引き込む工法にて実施いたします。 MDFや配管が利用できない場合、外壁に光キャビネットを設置し、エアコンダクトなどから宅内に光ケーブルを引き込む方法にて施工いたします。 どちらの工法にて工事を行うかは、工事当日に建物の設備状況などを確認させていただいた上で決定いたします。
※ 主配線盤(MDF)、中間配線盤(IDF)・・・オフィスビルや集合住宅で、多くの電話回線や通信回線をまとめて管理している配線盤をMDF、各フロアごとにあるサブの配線盤をIDFといいます。
なお、容量最大まで配管されている場合などはMDFを利用した工事はできません。あらかじめご了承ください。
A(総戸数40戸以上)の工事方法
現場調査(お客さま立ち会い不要)
- ① お客さま宅の設備等を確認
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お客さま宅のMDFやIDF等を確認し、光回線の引き込みやお客さま宅への配線が可能か調査を行います。
※この時点で問題がないと判断しても開通できない場合がございます。
設備導入工事(お客さま立ち会い不要)
- ② 電柱から光ケーブル引き込み
- ③ 既設の引き込み口から入線
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新規もしくは既設の引留金具を使用し、光ケーブルを固定した上で、引き込み口まで光ケーブルを配線します。引留金具から引き込み口まで距離がある場合は、外壁へ光ケーブルを固定します。
※ 引留金具を新設する場合はビス留めが必要です。 - ④ スプリッタと呼ばれる設備をMDFに1個設置
- ⑤ スプリッタをお客さま宅に一番近いIDFにも1個設置
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▼スプリッタ
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大きさは名刺入れ程度(55mm×20mm×80mm)です。
木板があれば木板へ設置し、木板がない場合はマグネット方式で盤内に設置する方法を採用いたします。
- ⑥ MDFからIDFまで光ケーブル通線
- ⑦ MDF内にて光ケーブル同士を接続
- ※建物状況によって、プラボックスの設置や配管新設など別途工事が発生する場合がございます。
開通工事(お客さま立ち会い要)
- ⑧ 棟内の既存配管を利用し、各戸まで光ケーブルを引き込む
- ⑨ 光コンセントの取り付け
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引き込んだ光ケーブルに光コンセントを取り付けます。光コンセントには、光アウトレットと光ローゼットの2種類があります。光アウトレットは室内の壁にある電話線などの光アウトレットを光コンセント対応用光アウトレットに交換します。
※ 光ローゼットはエアコンダクトや既存または新規の穴から引き込んだ際に取り付けます。 -
▼光アウトレット▼光ローゼット(2か所ビス留め)
⑩ 光コードの配線とONU設置
- ⑪ 宅内とスプリッタを接続
- ※建物状況によって、開口や配管新設等の別途工事が発生する場合がございます。
B(総戸数39戸以下かつ3階建て以上)の工事方法
宅内工事
- ① MDFから光ケーブル通線
- ② 棟内の配管を利用し、各戸まで光ケーブルを引き込む
- ③ 光コンセントの取り付け
-
引き込んだ光ケーブルに光コンセントを取り付けます。光コンセントには、光アウトレットと光ローゼットの2種類があります。光アウトレットは室内の壁にある電話線などの光アウトレットを光コンセント対応用光アウトレットに交換します。
※ 光ローゼットはエアコンダクトや既存または新規の穴から引き込んだ際に取り付けます。
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▼光アウトレット▼光ローゼット(2か所ビス留め)
- ④ 光コードの配線とONU設置
屋外工事
- ⑤ 電柱から光ケーブル引き込み
- ⑥ 既設の引き込み口から入線
- 新規もしくは既設の引留金具を使用し、光ケーブルを固定した上で、引き込み口まで光ケーブルを配線します。引留金具から引き込み口まで距離がある場合は、外壁へ光ケーブルを固定します。
※引留金具を新設する場合はビス留めが必要です。
C(総戸数39戸以下かつ1~2階建て)の工事方法
※1~2階建ての場合でも、Bの工法で工事をおこなう場合がございます。
※光キャビネットを設置しない工法もございますが、お客さまでの選択はできかねますのでご了承ください。
宅内工事
ビス留めが難しい場合は、工事当日にご入居者さまから工事担当者へ両面テープ施工をご相談ください。
- ① 光キャビネットの取り付け
-
【ビス留めの場合】
外壁にビス留めで光キャビネットを設置します。
ビス留めは2~4か所、穴の大きさは3~4mm程度で防水処理も行います。【両面テープの場合】
外壁に壁面用の両面テープで光キャビネットを設置します。
万が一に備え、落下防止の吊り線も作成いたします。
※壁面材質を確認の上施工いたしますが、撤去の際に外壁の素材・塗料が剥がれる可能性がございます。 - ▼外壁の光ケーブル固定例
※必要な場合のみ -
【ビス留めの場合】
【両面テープの場合】
- ② 宅内への光ケーブル引き込み
- 設置した光キャビネットから宅内へ光ケーブルを入線します。
-
▼エアコンのダクトを利用する場合▼電話線などの既存配管を利用する場合
- ③ 光コンセントの取り付け
-
引き込んだ光ケーブルに光コンセントを取り付けます。光コンセントには、光アウトレットと光ローゼットの2種類があります。光アウトレットは室内の壁にある電話線などの光アウトレットを光コンセント対応用光アウトレットに交換します。
※ 光ローゼットはエアコンダクトや既存または新規の穴から引き込んだ際に取り付けます。 -
▼光アウトレット▼光ローゼット(2か所ビス留め)
- ④ 光コードの配線とONU設置
屋外工事
- ⑤ 電柱から光ケーブル引き込み
- ⑥ 光キャビネットにつなげ、光ケーブル同士を接続
- 新規もしくは既設の引留金具を使用し、光ケーブルを固定の上、光キャビネットにつなげます。
※ 引留金具を新設する場合はビス留めが必要です。
-
▼引留金具(2~4か所ビス留め)
ビス留め・両面テープについて
ビス留め
- ビスのサイズ:直径6mm程度
ビス穴の大きさ:直径3~4mm程度
光キャビネットに取り付けるビスは2~4か所となります。
両面テープ
- テープ:VHB両面テープ
サイズ:38mm×17mm(厚さ2mm)
壁面用の強力な接着力と後から剥がせる再剥離性を両立させた製品を使用します。撤去時は光キャビネットの壁面側プレートを2つに分割し、横にねじるように回転させて剥がします。
退去後について
お客さまからお申し出がない限り、退去後も光キャビネットと光コンセントは設置させていただきます。
撤去が必要な場合は、解約時に撤去工事(機器、配線の撤去及びビス留め箇所の穴埋め)をお申し込みください。
なお、撤去工事費はお客さま負担ですのでご了承ください。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社