工事の前に
- 建物の美観を損なわないように十分配慮いたします。
- 騒音、振動、臭気、火器使用は発生しない工事ですのでご安心ください。
- NURO 光の設備が導入済みの物件の場合、宅内工事のみで開通しサービス提供開始となります。
- 建物状況によって工事の回数変更や追加工事を提案させていただく場合がございます。ご了承ください。
- 壁紙張替(内装工事等)工事中は、工事が行えない場合がございます。その際は、工事を延期させていただくことがございます。そのため工事の日程は内装工事終了後のご指定をおすすめいたします。
工事の流れ

提供方法について
光回線が収容されている主配電盤(MDF)から光ケーブルを通線し、既に棟内にある配管から各戸に光ケーブルを引き込む工法にて実施いたします。MDFに光回線が収容されていない場合は屋外からMDFへ光回線を引込みます。
また、お申込者さまごとにMDFから敷設を行った場合、棟内の配線が煩雑になり既存配管に負荷をかけるため、経路の中間部にあたるパイプシャフト内や中間配電盤(IDF)内にスプライスBOXを設置させていただき、当該装置よりお申込者さま向けに光ケーブルを敷設しサービス提供いたします。
スプライスBOX設置までを『設備導入工事』、スプライスBOXを利用してお申込者さま宅まで引き込む工事を『宅内工事』と呼称します。
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主配線盤(MDF)、中間配線盤(IDF)オフィスビルや集合住宅で、多くの電話回線や通信回線をまとめて管理している配電盤をMDF、各フロアごとにあるサブの配電盤をIDFといいます。
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スプライスBOX光回線を集約、分岐させる装置です。電気は使用しません。大きさは名刺入れ程度(55mm×20mm×80mm)です。
- スプライスBOX
- 設置例
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- 概略図
工事内容
現地調査
提供可能か、宅内工事時に懸念点等ないかを事前に調査を行い、建物管理者さまへ報告いたします。前述の提供方法外の事項が発生する場合は併せてご報告いたします。
設備導入工事交渉
現地調査内容を基に建物管理者さま向けに導入交渉を行います。
※ご了承いただけない場合は、設備導入工事は行えません。
設備導入工事
主配線盤(MDF)から光ケーブルを通線し建物内の中継箇所へスプライスBOXを設置いたします。建物内に光回線がなかった場合は屋外から新たに引込みます。
光スプライスBOX設置をもって設備導入完了となります。スプライスBOXは複数のお申込者さまへ対応しておりますので設備導入工事以降は即座に宅内工事可能となります。
宅内工事(立ち会い必須)
設備導入工事で取り付けたスプライスBOXからお申込者さまの宅内まで光ケーブルを通線し、お申込者さまの宅内に光コンセントを設置いたします。その後、光回線終端装置(ONU)の設置と動作確認をもって宅内工事完了となります。
宅内工事 作業内容(立ち会い必須)
- ①光コンセントの設置
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お申込者さまの宅内に光コンセントを取り付けいたします。
光コンセントは光アウトレットと光ローゼットの2種類がございます。当日、お申込者さまの宅内状況を確認し工事担当者が判断いたします。- 【光アウトレット】
- 室内の壁にある既存の電話プレートを交換し光回線対応コンセントにするもの。
※交換した既存の電話プレートはお申込者さまへお渡しいたします。
- 【光ローゼット】
- 既存の電話プレートを交換できない場合や、お部屋に引込む光ケーブルが露出配線となる場合など、新たに壁面へ光コンセントを設置するためのもの。
※光ローゼットの設置の際は壁面へ2箇所ビス留めを行います。
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光アウトレット光ローゼット(2か所ビス留め)
- ②中間配線盤(IDF)から光コンセントまでの配線
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設備導入工事にて設置した中間配線盤(IDF)内の光スプライスBOXから①でお申込者さまの宅内に取り付けた光コンセントまで光ケーブルを通線いたします。
※宅内工事時に配管の詰まり等で配線ができない可能性がございます。
上記の場合は開口等代替え案をご提案することがございます。
- ③ONU動作確認
- 光回線終端装置(ONU)を設置し動作確認を実施いたします。
ONUの動作確認をもって宅内工事を終了いたします。
- ④宅内工事完了確認
- 宅内工事終了後、お申込者さまに工事が完了したことをご確認いただいております。
工事担当者の案内に沿ってご確認をお願いいたします。
注意事項
- お申込者さま宅内の配管が利用できない場合は、天井・壁の開口や露出配線をご提案することがございます。
- 各お部屋の電話プレート前に家具類を設置されている場合は光ケーブル通線作業に支障が生じる可能性がございます。その際は、家具類の移動をお願いすることがございます。
また、共用部の給排水管やガス管等が設置されているパイプシャフト室へ荷物がある場合は同様に荷物の移動をお願いすることがございます。 - 光ケーブル入線ルートの確認および作業を行うために回線設置ご希望部屋以外のお部屋に立入りをお願いする場合がございます。
- 用意したスプライスBOXが不足した場合は設備の増設工事を行います。
増設中は宅内工事のご案内をお待ちいただく場合がございます。 - 万が一宅内工事において、他の住居者さまへ承諾を取る必要がある事象が発生した際にはお申込者さまにて承諾許可の取得をお願いいたします。
- お客さまからお申し出がない限り、退去後も光コンセントは設置させていただきます。
撤去が必要な場合は、解約時に撤去工事をお申し込みください。
なお、撤去工事費はお客さま負担ですのでご了承ください。