
通信速度を重視する方におすすめな「NURO 光」ですが、SNSなどでは「急に遅くなった」「つながらない」といったネガティブな口コミを目にすることもあるでしょう。
高速通信が強みの光回線ですが、設備の状態や利用環境によっては、速度が低下してしまう可能性があります。状況によっては、本来の性能を発揮させるために、少し工夫が必要かもしれません。
本記事では、NURO 光が本来遅くない理由を、用途別に必要な通信速度の目安とあわせて解説します。また、通信速度が遅いと感じたときに自分で試せる簡単な対処法も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
NURO 光が遅くない理由
NURO 光は、本来の性能を発揮できる環境であれば、十分な通信速度が期待できる光回線です。標準の2.5ギガプランでは、下り最大2.5Gbpsの高速通信に対応しています。
さらに高い通信性能を求める方向けに、最大10Gbpsに対応した10ギガプランも用意されています。複数の端末を同時に接続する家庭や、オンラインゲームなどで通信速度を重視する方におすすめです。
また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定した通信環境を提供しやすいのが特徴です。なお、最大通信速度は規格上の最大値であり、実際の通信速度は利用環境や時間帯によって変動する点には注意が必要です。
光回線の用途ごとの実際の速度目安
インターネットを快適に利用するために必要な通信速度は、用途によって異なります。
通信速度には、データを送信するときの「上り」と、受信するときの「下り」があります。たとえば、メールやメッセージの送受信であれば1Mbps程度が目安ですが、オンラインゲームでは上り・下りともに30~100Mbps以上が目安です。
用途ごとに必要な通信速度の目安は、以下の通りです。
| 区分 | 用途 | 必要な速度の目安 |
| 上り | メール・メッセージの送信・SNS投稿(テキスト) | 1Mbps |
| 上り | メール・メッセージの送信・SNS投稿(画像・動画) | 3Mbps |
| 上り | 動画のアップロード | 10Mbps |
| 上り | ライブ配信 | 30Mbps |
| 上り | オンラインゲーム | 30Mbps以上 |
| 下り | メール・メッセージの受信 | 1Mbps |
| 下り | Webサイトの閲覧 | 1~10Mbps |
| 下り | 動画視聴 | 3~30Mbps |
| 下り | オンラインゲーム | 30~100Mbps |
光回線が遅いと感じる場合は、現在の通信速度を測定し、利用目的に必要な速度の目安と比較してみましょう。用途に必要な速度を下回っている場合は、通信環境を見直すことで改善できる可能性があります。
通信速度の詳しい目安については、以下の記事も参考にしてください。
>>インターネット回線を快適に使える速度の目安は?目的別の目安と注意点を紹介
NURO 光の利用者が実際に測定した通信速度
実際のところ、NURO 光ではどのくらいの速度が出ているのでしょうか。NURO 光を利用している84名に、お手元のパソコンやスマホでご自宅の回線速度を計測し、その結果を回答していただきました。
【アンケート概要】
調査時期:2026年8月24日~2026年9月4日
回答数:84件
調査手法:インターネット調査
調査対象:NURO 光を利用している方
調査実施:インターネットリサーチ会社
ダウンロード速度の計測結果
まずは、日常的なインターネット利用でとくに重要なダウンロード(下り)の速度について調査しました。
101Mbps以上を記録した方が合計で83.3%を占めました。前述の通り、ライブ配信やオンラインゲームなど高い速度が求められる用途でも目安は30~100Mbps程度です。今回の調査では、8割以上の方がその水準を上回る速度を確保できていることになります。501Mbps以上の速度を記録した方も39.3%にのぼりました。
アップロード速度の計測結果
つづいて、アップロード(上り)の速度の調査結果は以下の通りです。
アップロード速度も、101Mbps以上が76.2%、201Mbps以上が57.1%という結果でした。上りで高い速度が求められるライブ配信でも目安は30Mbps程度のため、7割以上の方が目安の3倍以上にあたる速度を確保できていることになります。動画のアップロードやオンライン会議など、データを送信する側に負荷がかかる用途でも余裕のある水準です。
Ping値の計測結果
最後に、Ping値についても調査しました。Ping値とは、データが端末とサーバーの間を往復するのにかかる時間を示す数値で、小さいほど通信の応答が速いことを表します。
オンラインゲームのように瞬時の反応が求められる用途では、Ping値50ms以下が一つの推奨水準とされています。今回の調査では50ms以下が78.6%を占めており、8割近い方がこの水準を満たしている結果となりました。さらに、より快適とされる20ms以下も57.1%と半数を超えています。
オンラインゲームに必要な回線速度・Ping値の目安については、下記の記事もあわせてご覧ください。
>>ゲームに必要なインターネット回線速度の目安は?測定方法や改善方法も解説
NURO 光が遅いと感じるときの解決策
NURO 光が遅いと感じる場合は、まず以下の方法を順番に試してみましょう。
・ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の再起動
・ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の設置場所の見直し
・Wi-Fiの周波数帯の変更
・LANケーブルの交換
・同時接続台数の削減
・プランの見直し
それぞれの対処法について、一つずつ詳しく解説します。
ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の再起動
NURO 光の通信速度が急に遅くなった場合は、まずホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を再起動してみましょう。一時的な通信エラーや機器内部の不具合が原因であれば、電源を入れ直すことで改善する可能性があります。
ONUやルーターの電源を切ったら、すぐに入れ直さず、5分程度待ってから再び電源を入れてください。電源ボタンがある機器はボタンをオフにし、ボタンがない機器は電源プラグをコンセントから抜きます。再起動後は、ランプが正常に点灯していることを確認し、通信速度が改善したかチェックしましょう。
詳しい手順は、以下のページでも確認できます。
ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の設置場所の見直し
Wi-Fi接続が遅い場合は、ONUやWi-Fiルーターの設置場所を見直してみましょう。床の近くや家具の中、部屋の隅などに置いていると、障害物の影響でWi-Fiの電波が届きにくくなる場合があります。Wi-Fiを利用する際は、家の中央に近く、床から離れた開けた場所に設置するのがおすすめです。
現在の設置場所を確認し、電波を遮るものが少ない場所へ移動して、通信速度が改善するか確認してみましょう。
Wi-Fiの周波数帯の変更
Wi-Fiの通信が遅いと感じる場合は、周波数帯を切り替えてみましょう。周波数帯によって、電波の届きやすさや通信速度は異なります。Wi-Fiの主な周波数帯は、2.4GHz帯と5GHz帯です。
2.4GHz帯は、壁や床などの障害物に比較的強く、離れた場所まで電波が届きやすいのが特徴です。しかし、家電やほかの通信機器と電波が干渉しやすい点には注意しましょう。
5GHz帯は、電波干渉を受けにくく通信速度が出やすい反面、壁や床などの障害物には弱い傾向があります。ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の近くでは5GHz帯、離れた部屋では2.4GHz帯を試し、通信速度が改善するか確認してみましょう。
Wi-Fiが遅いときは、以下の記事も参考にしてみてください。
>>NURO 光のWi-Fi接続が遅い?そんな時はONUの設定をチェック!
LANケーブルの交換
有線接続で通信速度が遅い場合は、LANケーブルの規格や状態を確認してみましょう。古いLANケーブルや破損したLANケーブルを使っていると、回線や機器が対応している通信速度を十分に生かせない場合があります。
一般的な家庭で利用する場合は、最大1Gbpsに対応するCAT5e以上が一つの目安です。利用中のプランや機器の性能をより生かしたい場合は、CAT6以上など、必要な通信速度に対応したLANケーブルへの交換を検討しましょう。
同時接続台数の削減
複数の端末を同時にインターネットへ接続している場合は、接続台数を減らしてみましょう。スマホやパソコン・テレビ・ゲーム機などを同時に接続すると、各端末が利用できる通信帯域が少なくなり、通信速度が低下する場合があります。
とくに、複数の端末で高画質の動画を視聴したり、大容量のファイルをダウンロードしたりすると、速度低下を感じやすくなります。使用していない端末のWi-Fiを切り、必要な端末だけを接続した状態でインターネットを利用しましょう。
プランの見直し
これまでの対処法を試しても通信速度が改善しない場合は、プランを見直すのも一つの方法です。現在2.5Gbpsのプランを利用している方は、10ギガプランへの変更を検討してみましょう。
10ギガプランは最大10Gbpsに対応しており、通信速度に余裕を持ちやすく、複数の端末を利用する家庭にも向いています。とくに、オンラインゲームやリモートワークで大容量の通信を行う方や、家族で同時に接続する機会が多い家庭におすすめです。
利用状況に対して現在のプランでは物足りないと感じる場合は、10ギガプランも選択肢に入れてみると良いでしょう。
NURO 光が遅いと感じるときは周辺環境の見直しをしよう
NURO 光が遅いと感じても、必ずしも回線そのものに原因があるとは限りません。Wi-Fiの利用環境や接続機器の状態によって、本来の通信速度を十分に発揮できていない可能性があります。
まずは通信速度を測定し、利用目的に必要な速度を満たしているか確認してみましょう。十分な速度が出ていない場合は、周辺環境を見直すことで改善する可能性があります。
原因を一つずつ確認し、自分の利用環境に合った方法で快適な通信環境を整えましょう。
