インターネット回線を快適に使える速度の目安は?目的別の目安と注意点を紹介

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Webサイトやアプリの読み込みが遅くてストレスを感じたことはないでしょうか。インターネットを楽しむためには、一定以上の速度が出る通信回線を確保したいところです。しかし、どの程度の速度が出ていれば快適にインターネットを利用できるのでしょうか。

本記事では、インターネットを快適に使える速度の目安や、回線速度に関する注意点をご紹介します。速度をテストする方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

インターネット回線の速度を表す値

インターネット回線の速度は、主に以下の2つの値を使って判断します。

回線速度(bps)
Ping値

それぞれの値について、詳しく見ていきましょう。

回線速度(bps)

「bps(ビーピーエス)」とは「bit per second」の略で、インターネットの回線速度を表す単位です。bpsは1秒間あたりに送受信されるデータの量を意味しており、値が大きければ大きいほど通信速度が速くなります。

例えば「2Gbps」という表記は「1秒間に約2Gのデータをやりとりできる」ということを意味しています。利用しているインターネット回線の速度を確認したいときは、まずはbpsの値をチェックしましょう。

Ping値

「Ping値」とはインターネット通信の応答速度を表す値で、bpsと同じく回線の品質を測る際に使われます。Ping値は、送信元と送信先の間を往復するのにかかる時間を表しており、単位はms(1ms=0.001秒)で表記します。オンラインゲームやビデオ会議のように、スピーディな反応が求められる用途でとくに重要な数値です。

例えばPing値が「20ms」であれば、「送信元と送信先の間の往復に0.02秒かかっている」ことになります。Ping値が低ければ低いほど短時間で通信が行われていることになり、ラグが発生しにくくなります。Ping値については、下記の記事もあわせてご覧ください。

>>目的別のPing値目安はどれくらい?|計測方法や通信速度との違いも解説

インターネット回線の速度「上り」と「下り」の違い

通信には「上り」「下り」という2つの種類があります。スマホやパソコンを使ってインターネットを利用する際に、データを送信(アップロード)する通信を「上り」、データを受信(ダウンロード)する通信を「下り」と呼びます。

たとえば、「上り」に該当する通信として以下が挙げられます。

メールやメッセージの送信
画像や動画の投稿
クラウドストレージへのファイルの保存

反対に、「下り」に該当する通信として以下が挙げられます。

メールやメッセージの受信
画像や動画のダウンロード
動画の視聴

「上り」と「下り」では用途が異なるため、速度の目安にも差があります。

インターネットを快適に楽しむための速度の目安【目的別】


「上り」と「下り」のそれぞれについて、インターネット回線の速度の目安をご紹介します。

必要な「上り」速度の目安【目的別】

「上り」に必要な通信速度の目安は以下のとおりです。

通信の内容 必要な速度の目安
メール・メッセージの送信・SNSの投稿(テキスト) 1Mbps
メール・メッセージの送信・SNSの投稿(画像・動画) 3Mbps
動画のアップロード 10Mbps
ライブ配信 30Mbps
オンラインゲーム 30〜100Mbps以上
メールやメッセージの送信、SNSでのテキストの投稿程度なら1Mbpsでも問題ありません。ライブ配信やオンラインゲームのプレイなどでは、送らなければならないデータの量が多いため、30Mbps程度は必要になります。

必要な「下り」速度の目安【目的別】

「下り」に必要な通信速度の目安は以下のとおりです。

通信の内容 必要な速度の目安
メール・メッセージの受信 1Mbps
Webサイトの閲覧 1〜10Mbps
動画視聴 3〜30Mbps以上
オンラインゲーム 30〜100Mbps以上
メールやメッセージの受信、Webサイトの閲覧であれば、10Mbps程度の速度があれば問題はありません。動画を視聴する際に必要な速度は解像度によって異なり、例えばHD(720p)を再生する際は2.5Mbps、FHD(1080p) なら5Mbps程度の速度があると安心です。

オンラインゲームを快適にプレイしたい場合は、回線速度だけでなくPing値にも注意しましょう。Ping値は最低でも50ms以下が推奨されます。オンラインゲームに必要な回線速度・Ping値の目安については、下記の記事もあわせてご覧ください。

>>オンラインゲームに必要な回線速度の目安は? 速度改善の方法も解説

インターネット回線の速度をテストする方法

利用しているインターネット回線の速度をテストする際は、以下のようなサイトを利用するのが一般的です。

Speedtest
インターネット回線の速度テスト |Fast.com

またGoogleの「インターネット速度テスト」でも、以下の手順でインターネットの速度を測ることができます。

1. Google.com にアクセス
2. 「インターネット スピードテスト」と検索
3. 「速度テストを実行」をクリック

測定には30秒ほど時間がかかり、「アップロード(上り)」と「ダウンロード(下り)」それぞれの速度と「レイテンシ(Ping値に相当)」が表示されます。

速度は簡単に測定できるため、インターネットが遅いと感じた時や、ゲームや動画配信などを楽しみたい時にはぜひチェックしてみてください。

インターネット回線の速度についての注意点


インターネット回線の速度を測る際や、速度が遅いと感じる時は、以下の点に注意しましょう。

複数端末の同時接続は速度低下につながる
時間帯によって速度が低下することがある
各回線事業者が表示している回線速度は最大値

それぞれの注意点について詳しく解説します。

複数端末の同時接続は速度低下につながる

同じネットワークに複数の端末を同時に接続すると、通信速度の低下につながります。一つの回線で一斉に通信が行われ、複数の端末で通信容量を分けることになってしまうからです。速度が遅いと感じる場合は、接続台数を減らすことで改善するケースがあります。

Wi-Fiルーターやモバイルルーターには、各メーカーによって同時接続可能な台数の上限が設定されています。家族でインターネットを使うケースなど、接続する端末が増えることが予想される場合には、同時接続可能な台数が多いルーターを選ぶのがおすすめです。

時間帯によって速度が低下することがある

時間帯によって速度が低下するケースもあります。多くの方がインターネットを利用する夜間や休日 は回線が混みあうため、それ以外の時間帯に比べて回線速度が低下してしまうことがあります。

とくに、集合住宅で一つの回線を複数の家庭が共有している場合は、通信が集中することで速度が低下しやすくなるので注意が必要です。集合住宅でどうしても回線の速度が安定しない場合は、戸建てプランの個別契約なども検討してみましょう。

各回線事業者が表示している回線速度は最大値

各回線事業者が表示している回線速度は「最大値」であり、実際の速度とは異なる点に注意が必要です。インターネット回線を契約する際に、各事業者やプランの回線速度をチェックしている方は多いでしょう。

一般家庭向けの回線の多くは「ベストエフォート型」と呼ばれるサービスを提供しています。たとえば、「最大通信速度が1Gbps」の回線の場合、1Gbpsの速度が常に出ることを保証しているわけではなく、「最高の条件が整った場合は理論上1Gbpsの速度が出る」ということを意味しています。

「ベストエフォート型」の回線については、下記の記事もあわせてご覧ください。

>>光回線のベストエフォート型とは?ギャランティ型との違いと契約時の注意点を解説

インターネット回線の速度が遅い原因と改善策

インターネットの速度が遅くなる原因には、以下のようなものがあります。

・インターネット回線そのものに問題がある
・通信制限がかかっている
・Wi-Fiの電波に問題がある
・周辺機器(ONU・ルーター・ケーブル)に問題がある
・パソコン・スマホに問題がある

インターネット回線の速度が遅い場合は、下記のような解決策を検討してみましょう。

・通信制限を解除・通信容量を追加する
・同時接続台数を減らす
・有線接続を行う
・周辺機器を見直す
・周辺機器・端末の設置場所を見直す
・周辺機器・端末を再起動・アップデートする

インターネットの速度が遅い原因と解決策について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

>>インターネット回線が遅い時はどうする?5つの原因と7つの解決策を解説

速度が改善しない場合は、インターネット回線自体の見直しも検討してみましょう。速度や安定性を重視したい方には光回線がおすすめです。モバイルルーターやホームルーターよりも、速く安定した通信がしやすくなります。

光回線については、下記の記事もあわせてご覧ください。
光回線の種類は4種類!メリット・デメリットから選び方まで解説

インターネットの速度が目安より遅い場合は回線の見直しを

インターネットを快適に楽しむには速度が大切ですが、必要な速度の目安は用途によって異なります。とくにゲームや動画配信など、大容量の通信が必要となる用途に使いたい場合は、より高速な通信環境が必要です。

必要な速度の目安を把握したら、実際に現在の回線速度を測ってみましょう。速度が目安よりも遅い場合は、より速い回線・プランへの乗り換えも検討してみてください。速度や安定性といった品質の高さを求める方は、光回線への乗り換えがおすすめです。

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