NURO 光はIPv6に完全対応!IPoE接続で納得の速さを実現

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光回線を選ぶ際、「IPv6という接続方式に対応しているかどうか」といった基準を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、最新の規格であるIPv6にはメリットがたくさんありますが、IPv6に対応していないサービスやサイトへの接続には対応していないなど、デメリットもあります。

今回の記事では、IPv6のメリットだけでなく、NURO 光がどのようにIPv6のデメリットを克服し、快適な通信を実現しているかといった点についても解説していきたいと思います。

NURO 光はIPv6に対応!

NURO 光はIPv6に対応しています。

ネットでは「IPv6対応なので通信速度が速い」といった表現も見かけますが、NURO 光が対応しているIPv6という接続方式について、まずは確認していきましょう。

IPv6は新しい接続方式

IPv6のIPとは、インターネットプロトコルのことです。

インターネットプロトコルとは、簡単に言えばインターネット上の住所のようなもの。接続された各パソコンに割り当てられるIPアドレスを指します。このIPアドレスがないと、パソコンはインターネットに接続することができません。

続いて、後半部分の「v6」は6番目のバージョンであることを意味します。前バージョンであるIPv4のIPアドレスが足りなくなったことから生まれた規格であり、現在(2020年1月)の最新のバージョンがIPv6です。

IPv6やIPv4についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。

>>IPv6やIPv4ってなに?PPPoEとIPoEの比較とおすすめについて

IPv6のメリットは高速通信できる可能性があるということ

最新の通信規格であるIPv6のメリットに、「高速通信ができる可能性がある」ということがあげられます。

前規格であるIPv4では、すでにIPアドレスが飽和しかかっています。これは、道路で車が渋滞している状態に近いと言えるでしょう。

一方で、新規格であるIPv6なら、まだまだIPアドレスに十分な余裕があります。もともとの総数も、IPv4が約43億個なのに対しIPv6は340濶(かん)個(340兆個×1兆×1兆)と大きく異なります。

ただし、通信規格がIPv6だからといって、それだけで通信速度が速くなるわけではありません。

大切なのは、通信規格と通信方式の組み合わせです。

そちらに関しても、解説していきます。

2つの通信方式PPPoEとIPoEの違いについて

通信方式には、「PPPoE」と「IPoEという2種類が存在します。

2つの方式の違いは、接続方法です。

PPPoE方式での接続にはIDやパスワードの入力が必要なのに対し、IPoE方式の場合は自動で接続が可能です。接続を自動で行っている分、IPoEの方が速いインターネット通信を実現してくれるというわけです。

また、従来の接続方式であるPPPoEは利用者が多く混雑しているという点も、通信を遅くしてしまう原因になっています。

一方で、IPoEは同時アクセスの許容範囲が広くIPアドレスの総数に対しての利用者も少ないという点も、速度に差がつく理由です。

IPv4規格の通信にはPPPoE方式の接続が利用され、IPv6規格の通信ではIPoE方式の接続が利用されるため、「IPv4よりもIPv6の方が速い」と言われる現象が起きていると言ってよいでしょう。

表示対象のサイトがIPv6に対応しているかどうかも重要

ちなみに、IPv6規格の通信を行うためには、インターネットのサイト自体がIPv6に対応している必要があります。

サイトが新規格に対応していない場合、IPv6規格の通信でそのサイトに接続することはできません。

IPv6方式のみで接続を行っている場合、サイトが対応していない場合に表示できない問題が発生してしまうため、従来のIPv4規格の通信に切り替える必要があります。

IPv4・IPv6の2つの規格は、そのままでは互換性がないというデメリットがあるため、多くの回線ではIPv6利用時に別途オプションを用意したり、専用のルーターを用意するといった対応をしています。

NURO 光はMAP-E方式

「NURO 光」ではIPv4のアドレス枯渇対応として、従来の「デュアルスタック方式」から「MAP-E方式」に徐々にシフトしています。

MAP-E方式とは、IPv4 over IPv6トンネリング技術により、IPv6専用のアクセス網経由でIPv4インターネットへの接続を可能にする仕組みです。

MAP-E方式でのインターネット接続時に利用可能なIPv4グローバルアドレスは他ユーザと共有になりますが、ポート番号を区別することで、各ネットワーク通信の独自性を担保しています。MAP-E方式に対応したネットワーク機器はIPv6のアドレスのみを持ちますが、IPv6パケットの中にIPv4パケットを内包することでIPv4/IPv6それぞれの通信が可能となります。

>>IPv6アドレス対応についての詳細はこちら

まとめ

IPv6規格のメリットやデメリット、そしてそのデメリットを克服したNURO 光のMAP-E方式について、解説してきました。

NURO 光なら、IPv6での通信に対して申し込み・追加料金・機器交換・機器購入といったものがすべて不要です。

>>NURO 光の詳細はこちら