光回線は有線と無線どっちがいい?メリット・デメリットと接続方法を解説

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光回線でインターネットを利用する場合、有線LANか無線LANのどちらかで接続を行います。有線LANと無線LANのどちらで接続するのが最適なのか、疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、光回線の有線LAN接続と無線LAN接続のメリット・デメリットや接続の方法、LANケーブルの選び方について解説します。光回線の接続でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

光回線は有線と無線どっちがいい?


光回線の有線LAN接続と無線LAN接続は、環境や用途に応じて使い分けましょう。有線LAN接続と無線LAN接続について、それぞれ利用がおすすめのケースは下記のとおりです。

有線LANがおすすめのケース 無線LANがおすすめのケース
オンラインゲーム
ライブ配信
動画配信サービスでの作品視聴
オンライン会議
LANポートのないデバイスの接続
複数の端末の接続
配線をシンプルにしたいとき

有線LAN接続は通信が速く安定しやすいため、高容量の通信を要する用途に向いています。パソコンやテレビなど、本体にLANポートが付いているデバイスであれば、有線のほうがストレスなくインターネットを利用できるでしょう。

無線LANは、LANポートがないスマホやタブレットを使う場合や、複数の端末を同時に使いたい場合におすすめです。機器との配線接続がないので、LANケーブルの配線が煩わしいと感じる方にも向いています。

光回線を有線・無線で使っているユーザーの声

光回線を有線LANと無線LANの両方で利用した経験のある方にアンケートを実施し、有線LANを使ってみての感想を聞きました。

【アンケート概要】
調査時期:2024年4月3日
回答数:150件
調査手法:インターネット調査
調査対象:有線と無線(Wi-Fi)の両方で光回線のインターネットを利用した経験がある方
調査実施:インターネットリサーチ会社

有線で光回線を利用してよかったこと・悪かったこと

「有線で光回線を利用してよかったこと」(複数回答)を質問しました。

70%以上のユーザーが回線の安定性を、60%以上のユーザーが回線の速度を評価していることが分かります。高品質な光回線を使い、さらに速度や安定性を改善したい場合は有線LAN接続がおすすめです。

あわせて「有線で光回線を利用して悪かったこと・困ったこと」(複数回答)を質問しました。

品質の高さが評価される一方で、配線の手間や場所について、半分近いユーザーが不満を感じているようです。有線LANを利用する際は、端末と光コンセント※の配置を考慮しましょう。

※光コンセントとは、屋外から引き込んだ光ファイバーに室内の通信機器を接続するためのコンセントのことです。光コンセントにONUを接続することで、室内から光回線を使った通信ができるようになります。光回線の開通には、電柱から建物に光ファイバーを引き込む工事と、室内に光コンセントを設置する工事が必要です。

光回線を有線LAN接続するメリット・デメリット

光回線で有線LAN接続を利用するには、ONU※やルーターとデバイスをLANケーブルで直接つなぐ必要があります。

光回線を有線LAN接続するメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

※ONU(回線終端装置)とは、光ファイバーから送られる光信号をデジタル信号に変換する装置のことです。光信号の状態では、パソコンやスマホはデータを認識できないため、ONUでデジタル信号に変換して通信を行う必要があります。ONUは、光回線でインターネットを利用するために欠かせない端末のひとつです。

光回線を有線LAN接続するメリット

光回線を有線LAN接続するメリットは以下の3つです。

通信が速く安定している
セキュリティ面での安全性が高い
設定が手軽

有線LAN接続では、ONUやルーターとデバイスをLANケーブルで直接つなぐため、家電製品による電波の影響を受けにくく、通信が速く安定しています。光回線の高品質な通信をさらに活かすことができる接続方法です。

無線LANとは違って電波の悪用もされないため、セキュリティ面での安全性も高くなります。LANケーブルでつなぐだけで使用できるため、無線と比べて初期設定が手軽なのもメリットのひとつです。

光回線を有線LAN接続するデメリット

光回線を有線LAN接続するデメリットとして、以下の3つが挙げられます。

LANケーブルが邪魔になる
端末を使える場所が限られる
接続できる端末が限られる

有線LAN接続で光回線を利用する際は、ケーブルが邪魔にならないよう、室内の配線にも気を配らなければなりません。光コンセントの位置も考慮しなければならず、無線LANよりも自由度が低い点に注意しましょう。

スマホやタブレットなど、LANポートがない端末には基本的に接続できないのも、有線LANのデメリットです。柔軟に光回線を利用したい場合は無線LAN接続も検討しましょう。

光回線を無線LAN接続するメリット・デメリット

無線LAN接続は、LANケーブルではなく電波を使って通信する仕組みです。一般的に、インターネットを利用する際は、無線LANの規格の一種である「Wi-Fi」が利用されます。

光回線を無線LAN接続するメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

光回線を無線LAN接続するメリット

光回線を無線LAN接続するメリットは、以下の3つです。

LANケーブルが不要
場所に縛られずインターネットが使える
同時に複数の端末と接続できる

無線LAN接続に対応しているデバイスなら、LANケーブルを使わずに接続できます。パソコンやゲーム機だけなく、LANポートのないスマホやタブレットも接続でき、場所に縛られることなくインターネットの利用が可能です。

ルーターのLANポートの数に制限されることがないため、同時に複数の端末をインターネットに接続できます。無線LANルーターは必要になりますが、NURO 光のようにルーター一体型のONUを無料でレンタルできる場合もあります。

光回線を無線LAN接続するデメリット

光回線を無線LAN接続するデメリットとして、以下の4つが挙げられます。

初期設定に手間がかかる
環境によって電波状態が変わる
有線LANに比べると速度・安定性が劣る
有線LANに比べるとセキュリティ面が劣る

無線LAN接続を行うには、「SSID」と「パスワード(暗号化キー)」を確認し、端末での初期設定を行う必要があるため、慣れていない方は手間に感じることもあるでしょう。

無線LAN接続は、利用する時間帯や場所によって通信が遅くなり、つながりにくくなるケースがあります。有線LAN接続よりも速度・安定性が劣るのが、無線LANのデメリットのひとつです。

通信傍受のリスクが高まる点にも注意が必要です。 SSIDやパスワードの漏えいには十分に気を付けましょう。

光回線を有線LAN接続する方法


光回線を有線LAN接続する場合、基本的には以下の手順で接続できます。

1. LANケーブルでONUとルーターを有線接続する
2. ルーターと端末をLANケーブルで有線接続する
3. 各機器に電源を入れる

有線LAN接続をする際は、ONUとルーターをLANケーブルでつなぎます。次に、ルーターと使用する端末(パソコンやゲーム機など)を接続すれば、有線LAN接続は完了です。

同時に接続できる端末の台数は、ルーターのLANポートの数によって異なります。通信速度と安定性を重視したい端末では有線LANを、それ以外の端末では無線LANを使うなど、使い方に合わせて接続方法を変更するのがおすすめです。

たとえばNURO 光では、 便利な「ルーター一体型ONU」を提供しており、ルーターを改めて用意する必要がありません。ルーター一体型ONUについては、下記の記事もあわせてご覧ください。

>>ルーター一体型ONUは便利!でもWi-Fi接続の有料・無料は回線によって異なる

光回線を有線LAN接続する際のLANケーブルの選び方

光回線を有線で接続するにはLANケーブルが欠かせません。LANケーブルを選ぶ際は以下のポイントをチェックしましょう。

カテゴリ
形状
素材
長さ

LANケーブルは最大通信速度や伝送帯域によって複数の「カテゴリ」に分類されています。カテゴリの数値が高いほど通信が速くなり、伝送帯域も広くなります。最適なLANケーブルのカテゴリは回線によって異なるため、事前に確認しましょう。

LANケーブルは形状や素材、長さの観点でもバリエーションが豊富なので、配線する場所や回線の状況に合わせた選定が重要です。たとえば、NURO 光に最適なLANケーブルについては、下記の記事もご覧ください。

>>NURO 光をLANケーブルで有線接続するメリットとカテゴリーの選び方

光回線を無線LAN接続する方法

光回線を無線LAN接続する場合は、以下の手順で行います。

1. ONUと無線LANルーターをLANケーブルで有線接続する
2. 無線LANルーターを設定モードにし、初期設定を行う
3. 端末でWi-Fi設定画面を開く
4. SSID・パスワードを入力する

無線LAN接続をする際は、ONUと無線LANルーターをLANケーブルで接続します。はじめて接続する場合は無線LANルーターの初期設定も行いましょう。

初期設定が済んでいる場合は、パソコンやスマホのWi-Fi設定画面からSSIDとパスワードを入力すれば、無線LAN接続が利用できます。無線LAN接続の方法は、回線事業者や端末によっても異なるため、詳しくは各事業者やメーカーのマニュアルを参照しましょう

光回線は有線と無線の使い分けが大切

光回線でインターネットを利用する場合、有線LANと無線LANは用途にあわせた使い分けがおすすめです。

光回線は高品質な回線ですが、さらに速度や安定性を高めたい場合は有線LAN接続を利用してみましょう。複数の端末で接続したい場合や、場所に限定されずに利用したい場合は無線LAN接続がおすすめです。

光回線を有線接続するには、ONU・ルーターと端末をLANケーブルで接続する必要があります。LANケーブルを購入する際は、契約中の回線に合わせたカテゴリや素材、形状を選びましょう。

NURO 光では「ルーター一体型ONU」を無料でレンタルでき有線LAN接続にも無線LAN接続も利用できます。用途にあわせた使い分けを検討している方は、ぜひNURO 光のご利用を検討してみてください。

>>「NURO 光」の詳細はこちら