ゲームのフレームレート(fps)とは?快適なプレイに必要な値の目安を紹介

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ゲームや動画を楽しんでいる時に、映像がカクカクしたり残像が映ったりしてストレスを感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。映像のなめらかさを向上させるには、フレームレート(fps)を調整する必要があります。

しかし、フレームレートを調整したいものの「言葉の意味が分からない」「どのように調整したらよいのか分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、フレームレートの概要やゲームを快適にプレイするために必要な値について解説します。ストレスなくゲームや動画を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

フレームレート(fps)とは

フレームレートとは、1秒間の動画を構成する画像の数を指す単位で、「fps(frame per second)」で表されます。具体例を確認してみましょう。

1fps:1秒間に1枚の画像が使用されている
60fps:1秒間に60枚の画像が使用されている

動画に使われている画像の枚数が多くなるため、フレームレートが高くなるほど動きはなめらかになります。なめらかな映像でゲームや動画を楽しみたい場合には高いフレームレートに設定する必要があり、とくにゲームの場合は操作性にも影響します。

パソコンやパーツ(CPUやグラフィックボードなど)の性能によって出力可能な数値が決まっており、高性能なパソコン・パーツであるほど高いフレームレートで映像を楽しめます。

フレームレートとリフレッシュレートの違い

フレームレートと混同されがちな言葉の一つに「リフレッシュレート」があります。リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に画面を書き換える回数を指す数値で、単位は「Hz(ヘルツ)」で表されます

たとえば、リフレッシュレートが「60Hz」の場合、1秒間に60回画面が書き換わるということを意味しています。

フレームレートとリフレッシュレートはどちらも映像のなめらかさに関係する指標ですが、意味している内容は異なります。フレームレートはパソコンなどの出力機器が送信できる情報量を意味しており、リフレッシュレートはモニターが表示できる情報量を意味しています。

【用途別】最適なフレームレートの値

テレビやリモート会議などの用途によって、最適なフレームレートの値は異なります。用途ごとの最適なフレームレートの値は下記の通りです。

用途 最適なフレームレートの値
映画 24fps
リモート会議 15~30fps
テレビ 30fps
YouTube 24~60fps
ゲーム 60~240fps

テレビやリモート会議といった用途であれば、フレームレートの値は低くても問題ありませんが、より高画質な映像が求められる用途の場合は高めに設定する必要があります。とくにゲームに最適なフレームレートの値は高く、60~240fpsが推奨されます。

ゲームでフレームレート(fps)を高くするメリット


ゲームでフレームレートを高くするメリットは以下の2つです。

残像が減って映像がなめらかになる
正確な操作がしやすくなる

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

残像が減って映像がなめらかになる

フレームレートを高くするほど、残像が減って映像はなめらかになります。フレームレートが低いと、使われている画像の枚数が少ないため、次の画像へ移る際に情報が大きく更新され、残像が生じることやカクカクとした動きになることがあります。

フレームレートが高ければ、同じ映像を表示するのに多くの画像を使うことができるため、細かい変化をなめらかに出力することが可能です。残像が減って映像がなめらかになれば、ゲームや動画をさらに楽しむことができるでしょう。

正確な操作がしやすくなる

フレームレートは操作の正確さにも影響します。映像の遅れや乱れによって瞬間的な判断が遅れてしまい、思ったような操作ができずにストレスを感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

オンラインゲームの中でも、とくに瞬間的な判断や操作が要求されるFPS(First Person Shooter)や格闘ゲームを快適に楽しみたい方は、ぜひフレームレートの見直しを検討してみてください。

ゲームでフレームレート(fps)を高くするデメリット

ゲームを快適にプレイするためにフレームレートを高くする際は、以下のデメリットにも注意が必要です。

データ通信量が増える
高スペックなデバイスが必要になる

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

データ通信量が増える

フレームレートが高くなるほど画像の枚数が多くなるため、データ通信量も多くなります。通信量の増加によって回線に負担がかかり、動画再生やゲームを快適に楽しめなくなってしまう可能性があります。

フレームレートを高く設定してゲームや動画を楽しみたい場合は、高品質な回線が必要です。とくに、契約中の回線プランでデータ通信量に上限がある場合は、通信制限にも注意しなければなりません。

ゲームや動画を快適に楽しむには、フレームレートだけでなく契約中のインターネット回線も見直しましょう。

高スペックなデバイスが必要になる

デバイスによって出力できる最大フレームレートには差があり、高いフレームレートで映像を出力するには高スペックなデバイスやパーツを用意しなければなりません。たとえば、主要なゲーム機とPCの出力できるフレームレートは下記の通りです。

デバイス フレームレートの最大値
Nintendo Switch 60fps
PS4 60fps
PS5 120fps
ゲーミングPC PCによる

もちろんゲーム機やパソコンだけでなく、映像が出力されるモニターの性能もポイントです。フレームレートにあわせてリフレッシュレートの数値も調整する必要があるため、モニターの性能も考慮する必要があります。より快適にゲームや動画を楽しみたい方は、周辺機器のスペックにも注目してみてください。

ゲームでフレームレート(fps)を高くする方法


ゲームをプレイする際にフレームレートを上げる方法は、以下の通りです。

ゲーミングモニターを使う
スペックの高いデバイス/パーツを用意する
画質を下げる
ゲーム内の設定を調整する
リフレッシュレートを調整する
PCへの負荷を減らす

デバイスやパーツによってフレームレートの上限は決まっているため、高スペックなデバイスやゲーミングモニターを使うのがポイントです。

ゲーム内の設定で画質を下げるのもフレームレートの値を高くする方法の1つです。解像度や描画設定を低くすることで、グラフィックの品質は悪くなってしまいますが、動きはなめらかになります。

また、パソコンのシステム設定やゲーム内の設定でフレームレートを変更できる場合があります。デバイスやソフトごとのマニュアルを参照して調整してみましょう。

フレームレートを上げる際は、リフレッシュレートも忘れずに調整しましょう。フレームレートとリフレッシュレートは近い値に設定するのが基本です。たとえば、フレームレートが144fpsの場合、リフレッシュレートは144Hzに設定しましょう。

より快適にゲームをプレイするためのポイント

ゲームを快適にプレイするには、フレームレートだけでなく回線の品質もポイントです。フレームレートが高くても、回線品質が悪ければ快適にゲームを楽しむことはできません。

快適にゲームをプレイするためには、以下の数値・環境を参考にインターネット回線を見直してみてください。

項目 推奨される数値・環境
回線の種類 光回線
回線速度 30Mbps以上
応答速度 50ms以下(Ping値)
接続方法 有線接続
ネットワーク機器 必要に応じてゲーミングルーターを導入
LANケーブルのカテゴリ 「CAT 6a」以上

オンラインゲームのために回線を見直したい場合は、光回線がおすすめです。光回線は他の回線に比べて速度や安定性が優れており、オンラインゲームも快適にプレイしやすい回線です。

オンラインゲームのプレイ時に必要な回線速度の目安や、「ラグ」が発生する原因と解決方法については、下記の記事で詳しく解説しています。

>>オンラインゲームに必要な回線速度の目安は?速度改善の方法も解説

>>オンラインゲームでラグが起こる7つの原因とその解決方法は?

ゲームプレイ時はフレームレートと通信環境を確認

フレームレートはゲームや動画をより快適に楽しむために重要な指標の一つです。フレームレートを高くするほど残像が減り映像がなめらかになるため、ストレスなくゲームを楽しめるでしょう。

フレームレートを高くすることで映像のなめらかさは改善しますが、通信量が増える点や高スペックなデバイスが必要になる点には注意が必要です。

ゲームを快適にプレイするには、フレームレートの値だけでなく通信環境も重要です。高品質な通信環境でストレスなくゲームや動画を楽しみたい方は、ぜひ光回線の導入を検討してみてください。

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