スマホ代・携帯代は毎月発生するコストなので、月々の負担を軽減するために、少しでも節約したい方は多いでしょう。しかし、具体的にどういった方法で節約できるのかわからず、悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
本記事ではスマホ代・携帯代が高くなる原因や節約方法をご紹介します。スマホ代・携帯代にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
スマホ代・携帯代の平均
総務省が公表している「家計消費状況調査」を参考に、毎月のスマホ代・携帯代の平均を世帯人数別に比較してみましょう。毎月の「スマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料」の平均額と「スマートフォン・携帯電話の本体価格」の平均額は以下の通りです。
世帯人員 | スマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料 | スマートフォン・携帯電話の本体価格 | 合計 |
世帯人員1人 | 5,301円 | 863円 | 6,164円 |
世帯人員2人 | 8,477円 | 1,161円 | 9,638円 |
世帯人員3人 | 12,877円 | 1,904円 | 14,781円 |
世帯人員4人 | 15,006円 | 2,480円 | 17,486円 |
世帯人員5人 | 16,942円 | 2,545円 | 19,487円 |
世帯人員6人~ | 20,641円 | 2,968円 | 23,609円 |
平均 | 9,274円 | 1,404円 | 10,678円 |
「スマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料」と「スマートフォン・携帯電話の本体価格」の平均額は、どちらも世帯人数が増えるほど高額になっていきます。
スマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料と本体価格の平均の合計額は、10,000円を超えており、年間で12万円以上を支払っている計算になります。この金額は、家計にとって小さい負担ではないといえるでしょう。
参照:e-Stat 統計で見る日本「家計消費状況調査|支出関連項目 詳細結果表」
スマホ代・携帯代についてのユーザーの声
スマホ代・携帯代について、一般のユーザーにアンケートを実施しました。
【アンケート概要】
調査時期:2024年12月5日
回答数:150件
調査手法:インターネット調査
調査対象:一般ユーザー
調査実施:インターネットリサーチ会社
スマホ代・携帯代についての満足度
「スマホ代・携帯代についての満足度」を質問しました。
約30%のユーザーが「高い」と回答しており、スマホ代・携帯代について不満を持っている方が一定数いることがわかります。反対に、「安い」「とても安い」と感じているユーザーが40%いることから、上手に節約している方も多いといえるでしょう。
スマホ代・携帯代節約のために実施している対策
「スマホ代・携帯代節約のために実施している対策」についても質問しました。
<スマホ代・携帯代節約のために実施している対策>(複数回答)
回答 | 割合 |
できる限りWi-Fiに接続している | 66.0% |
不要なオプションを外している | 50.7% |
格安SIMを契約している | 42.7% |
データ容量の少ないプランを契約している | 34.0% |
通話アプリを活用している | 31.3% |
家族割を活用している | 29.3% |
本体の価格が安いスマホを利用している | 20.0% |
セット割を活用している | 14.7% |
キャンペーン・特典を活用している | 12.7% |
インターネットの利用をひかえている | 6.7% |
とくに実施している対策はない | 5.3% |
最も多くの方が実施していた対策は「できる限りWi-Fiに接続している」でした。Wi-Fiに接続することで、スマホのモバイルデータ通信量をおさえているユーザーが多いようです。
「不要なオプションを外している」「データ容量の少ないプランを契約している」など、契約の見直しによって節約しているユーザーも一定数見られました。
スマホ代・携帯代が高くなる原因
スマホ代・携帯代が高くなる主な原因として、以下の4つの可能性が考えられます。
・データ通信量に料金プランが合っていない
・不要なオプションに加入している
・通話料金が高い
・スマホの本体代が高い
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
データ通信量に料金プランが合っていない
消費しているデータ通信量に対して、契約している料金プランが適切ではない場合、スマホ代・携帯代が高くなることがあります。データ容量が多く余っていたり、反対に追加購入する月が多かったりする場合は、料金プランが使い方に合っていないといえるでしょう。
とくに、データ容量が余っている場合は契約しているデータ容量を使い切れておらず、余計なコストが発生していることになります。
また、追加でデータ容量を購入する方が、通常の契約プランと比べて割高になることも少なくありません。例えば、同じ20GBのデータ容量を使う場合でも、最初から20GBのプランで契約する場合と、10GBのプランで契約して追加で10GBの容量を購入する場合とでは、後者の方が割高になるケースがあります。
不要なオプションに加入している
不要なオプションに加入しており、スマホ代・携帯代が高額になってしまっている可能性も考えられます。
例えば、初回無料期間があるといった理由からオプションやサービスを契約したものの、無料期間終了後もそのまま契約が続き、費用が発生しているケースもあります。
また、スマホの故障や紛失に備えて過剰なサポートサービスに加入している可能性もあるため、注意が必要です。
通話料金が高い
毎月の通話の回数が多く、通話料金が高額になっているケースも考えられます。
国内のキャリアの場合、一般的には22円/30秒程度の通話料が発生し、通話時間が長いほど通話料金は高額になっていきます。通話の時間・回数が多い利用者のために、通話料金の定額オプションなどが用意されているものの、適切なプランでなければ割高になる可能性もあるため注意しましょう。
スマホの本体代が高い
スマホの本体代が高く、分割払いで購入する場合に毎月の請求に加算され、高額になっているケースもあります。
最新の高スペックなスマホであれば、10万円を超える機種も珍しくありません。スペックの高いスマホは魅力的ですが、本体価格が高額なため、月々の支払いの負担となってしまう点には注意する必要があります。
スマホ代・携帯代を節約する7つの方法
では、スマホ代・携帯代を節約するためには、どのような方法を試せば良いのでしょうか。具体的には以下のような7つの方法が挙げられます。
・契約プランを見直す
・オプションを見直す
・データ通信量を節約する
・Wi-Fiを活用してスマホのデータ通信をおさえる
・格安SIMを契約する
・安いスマホを購入する
・セット割・家族割を利用する
それぞれの節約方法について、詳しく解説します。
契約プランを見直す
まずは、契約プランを見直してみましょう。キャリアから発行される利用明細書や、Web上で閲覧できるマイページなどを確認し、消費しているデータ容量と契約しているプランのデータ容量を比較します。
契約しているデータ容量が多く余っている場合、自身の利用状況に適した、より少ない容量のプランに変更すると良いでしょう。反対に、データ容量の追加購入を頻繁に行っている場合は、より大容量のプランへの変更も検討してみてください。
オプションを見直す
スマホ代・携帯代をおさえたい場合、加入しているオプションの見直しもおすすめです。不要なオプションを解約することでスマホ代を節約できます。
ただし、オプションによっては解約時に違約金が発生することもあるため注意しましょう。
また、通話料金が高額になっている場合は、通話の定額オプションへの加入によって節約できる可能性もあります。仕事でどうしても通話が多くなる方など、頻繁に通話をする場合は、通話の定額オプションへの加入も検討しましょう。
データ通信量を節約する
データ通信量が多いほど必要になるデータ容量も増えるため、スマホ代も高額になります。そのため、データ通信量の節約はスマホ代の節約につながります。
データ通信量を節約する方法としては、以下のような対応が代表的とされています。
・大容量データの送受信はWi-Fi環境下で行う
・視聴する動画の画質を落とす
・アプリのバックグラウンド更新をオフにする
・位置情報サービスをオフにする
データ通信量の節約方法については下記の記事でも詳しく解説しているため、ぜひご覧ください。
>>ギガの節約方法を解説!iPhoneやAndroidの通信量を抑えるコツ
Wi-Fiを活用してスマホのデータ通信をおさえる
インターネットに接続する際にWi-Fiを活用することで、モバイルデータ通信量をおさえられ、結果としてスマホ代を節約できます。自宅など、Wi-Fiがある環境でスマホを使う場合はできるだけWi-Fiに接続しましょう。
外出先では、カフェやレストランなどで提供されているフリーWi-Fiを利用する選択肢もあります。ただし、フリーWi-Fiはセキュリティの観点でリスクがあるため注意が必要です。仕事など重要な情報を扱う場合は、フリーWi-Fiの利用は避けましょう。
格安SIMを契約する
大手キャリアと比較すると、いわゆる「格安SIM」では比較的安い料金プランが提供されています。格安SIMは独自の回線ではなく、大手キャリアの回線を利用することで、回線整備にかかるコストを削減しています。
格安SIMの場合、実店舗がなく契約手続きがWeb上で完結しているケースもあります。契約手続きは対面で行いたいという方は、近くに店舗がある格安SIM事業者を選ぶなど工夫しましょう。
安いスマホを購入する
前述したように、本体価格が10万円を超えるスマホも珍しくありません。そのため、スマホ本体の価格が高く、分割払いを利用しているケースでは月々の支払いの負担が大きくなっていることもあります。
型落ちや中古のモデルなど、割安なスマホを選択することで、分割払いで購入した場合に発生する月々の本体代を節約できるでしょう。
セット割・家族割を利用する
スマホ代の節約方法として、セット割や家族割といったサービスを活用するのもおすすめです。光回線とスマホの回線のセット割や、家族で同じキャリアを契約することで利用できる家族割といったサービスが提供されているケースは少なくありません。
例えば、NURO 光ではNUROモバイルとのセット割が提供されています。適用条件によって特典の内容は異なるものの、スマホや光回線の月額基本料金の割引などが 受けられるため、スマホ代をはじめ通信費を大幅に節約できるでしょう。
セット割について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>NURO 光・NUROモバイルのセット割はスマホか光が6か月以上0円?!割引額や適用条件も解説
スマホ代・携帯代を節約するには契約プランを確認しよう
総務省の「家計消費状況調査」によると、毎月の「スマートフォン・携帯電話などの通信、通話使用料」と「スマートフォン・携帯電話の本体価格」の平均額の合計は10,678円となっています。
スマホ代を節約する方法は様々ですが、料金プランの見直しや家族割・セット割の活用といった対応がおすすめです。また、スマホ代はデータ通信量が増えるほど高額になりやすいため、Wi-Fiを利用することでスマホのデータ通信量をおさえるといった方法も効果的です。
とくにご家庭でスマホを使う際は、大容量の通信が可能なWi-Fiへの接続がおすすめです。
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