「月々のガス代が高い。」「ガス代をもう少し安くしたい。」と感じる方は多くいらっしゃいますが、ガス代の内訳について意識している方はそれほど多くないのではないでしょうか。
この記事では、ガス代はどのように決まるのか、その内訳を解説していきます。ガス代を節約したいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
ガス代はどう決まるの?
月々のガス代は、以下の2つの料金の合計で決定されます。
・基本料金
・従量料金
基本料金は必ず支払う金額
基本料金とは、ガスの使用量にかかわらず毎月支払わなくてはならない料金のことです。仮にまったくガスを使わなかったとしても、基本料金が0円になるということはありません。
また、基本料金は固定額ではなく、月々のガス使用量に応じて変化します。
従量料金は使用量に応じて加算される金額
従量料金は「月々のガス使用量」×「従量料金単価」にて算出されます。
従量料金単価は、月々のガス使用量に応じて変化します。また、お住まいの地域によって金額が異なるほか、原料費調整による調整額によって毎月変動します。
上記を踏まえ、月々のガス代を算出するために使用されるのが、以下の計算式です。
「ガス料金=基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量)」
ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類がある
私たちが利用できるガスは、以下の2種類に分類されます。
・都市ガス
・プロパンガス
基本料金は都市ガスとプロパンガスで異なりますので、それぞれの料金について確認していきましょう。
都市ガスの特徴とガス代の目安
都市ガスは、公共インフラであるガス管を利用してガスを供給する形式のサービスです。2017年4月に自由化されましたが、業者による大幅な価格変更は現在まで行われていません。
ただし、ガスの使用量に関わらず基本料金が一定の業者もあるため、そういった業者を選ぶことで月々のガス代を節約できる可能性があります。
一般家庭では、毎月20~50㎥程度のガスが使用されていますが、その場合の基本料金とガス単位料金の目安は以下の通りです。
・基本料金……1,000円程度
・1㎥あたりのガス単位料金……約130円
(参考:東京ガス「ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)」)
これを上記の計算式にあてはめると(ガス使用量を30㎥と仮定)、1か月あたりのガス代は以下のように算出されます。
「1,000円+30㎥×130円=4,900円」
ただし、前述の通り、ガス単価は原料費などの影響で毎月見直されます。
直近のガス代の料金表を知りたい方は、お使いの都市ガス会社のサイトで確認をしてください。また、各会社のガス料金計算ツールを使用すれば、より正確なガス代内訳を調べることが可能です。
プロパンガスのガス代
プロパンガスは、ガスボンベを設置することでガスを供給する形式のサービスです。都市ガスと異なり、各事業者が自由に価格を設定しています。
ただし、同一地域のプロパンガス供給事業者が価格を横並びにしていることも多く、プロパンガス供給事業者を変更しても、あまり値下げができないケースも多く見受けられます。
ガス代の計算方法は都市ガスと同じですが、プロパンガスの請求書には「ガス使用量」としか記載されていないことがほとんどであるうえ、ガス会社のホームページにも金額の詳細が記載されていません。そのため、正確な内訳を知ることは難しいと言えます。
都市ガスとプロパンガスの料金の違い
月々のガス代は、都市ガスよりもプロパンガスの方が高額です。それぞれの平均を見ていきましょう。
ガス代の世帯別平均
都市ガスとプロパンガスを合わせたガス代の世帯別の平均は、こちらです。
1人世帯……3,103円
2人世帯……4,364円
3人世帯……5,101円
4人世帯……5,036円
5人世帯……4,954円
(参考:総務省統計局「世帯人数別 ガス代平均額(2018年総務省家計統計調査)」)
都市ガス、プロパンガス、それぞれの平均額は以下の通りです。
【都市ガス(30㎥使用時)】
・約5,000円
【プロパンガス(5㎥、10㎥、20㎥使用時)】
・5㎥使用……3,091円
・10㎥使用……6,052円
・20㎥使用……11,647円
それぞれのガス代の平均については、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>ガス代の世帯別平均金額はいくら?都市ガスとプロパンガスそれぞれでは?
基本料金も単価も都市ガスよりプロパンガスの方が高い
プロパンガスは、都市ガスの約2倍の料金がかかります。そのため、現在プロパンガスを使用している方で都市ガスの提供エリアにお住まいの方は都市ガスへの乗り換えを、都市ガスの提供エリア外にお住まいの方は、他のプロパンガス会社の料金をチェックしてみることをおすすめします。
現在都市ガスを利用している方は、他の通信光熱費とのセット割を実施している業者がないかをチェックしてみましょう。
例えば、光回線のNURO 光が提供する「NURO ガス」は、NURO 光とセットで申し込むことで、月々の回線料金から200円(税込)が割引かれます。
また、一人暮らしではない、同居している家族が多いなどの理由でガスの使用量が多い場合は、ガス単価が割安となることも。
「通信費用+ガス代」というトータルでお得になる組み合わせですので、ぜひご検討ください。
NURO 光にはNURO ガス以外のメリットもたくさん
NURO ガスとのセットでガス代の割引が可能となるNURO 光ですが、回線単体としても以下の理由で多くの方に支持されています。
・通信速度が速い・入会特典でお得に使える
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
通信速度が速い
インターネットを快適に使う上で、特に重要なのが回線速度です。NURO 光では専用の設備を構築することで下り最大2Gbpsまたは10Gbpsの高速通信を実現。
下り=ダウンロードが速いのが特長です。
2Gbpsの通信速度について ※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。) ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
10Gbpsの通信速度について ※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。 ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
入会特典でお得に使える
NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。【選べる特典】
・3ねん定額割(戸建て)/2ねん定額割(マンション)
・U29応援割
・980円特典
29歳以下の方ならU29応援割、それ以外の方なら3ねん定額割/2ねん定額割 がおすすめです。
U29応援割なら4年間、3ねん定額割/2ねん定額割ならそれぞれ3年間・2年間、月額基本料金が毎月割引され、お得な金額でご利用いただけます
(2ギガプランの場合、戸建て:3,850円/月、マンション:3,300円/月)。
上記の選べる特典は併用できませんが、どの特典を選んでも以下の共通特典をご利用いただけます。
【共通特典】
・基本工事費44,000円が実質無料!
・最大2か月、解約費用が無料!(契約解除料・基本工事費残債が0円)
>>NURO 光の料金・お申し込みはこちら
その他、オプションとセットでお得になる特典があります。
【オプションとセットで受けられる割引・特典】
・NURO でんきなどのオプションの同時申し込みで最大3.4万円キャッシュバック
・ソフトバンクのスマホをご利用中なら、NURO 光 でんわのご利用で最大月額1,100円割引
・NUROモバイル6か月間最大1,100円割引特典
それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの
>>NURO 光はソフトバンクユーザーなら【セット割】でさらにお得に利用できる
開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり
NURO 光を利用するためには開通工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーター機器のレンタルを実施。
お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。
「工事が先になってネットが使えないのは困る。」と不安な方は、ぜひこちらのオプションサービスをご利用ください。
まとめ
ガス代の算出方法は、「基本料金」+「従量料金」です。料金の内訳を確認して、月々のガス代の節約を考えましょう。
他の通信光熱費とセットにするだけで年間数千円もお得になることがありますので、ご自身が利用できるサービスがないかを確認してみてください。