ガス代の節約を検討していても、そもそも平均でどれくらいの金額がかかるかを知っていないと、ご自身のガス代が高いか安いかの判断はできません。
実際のところ、月々のガス代は、地域や世帯、使用しているガスの種類によって大きく異なります。
この記事では、各家庭の毎月のガス代についてデータとともに解説していきます。全国や世帯別の平均金額など紹介していきますので、ご自宅の月々のガス代との差額がどれくらいあるか、確認していきましょう。
目次
あなたの家のガスは2種類のうちのどちら?
家庭に供給されているガスの種類は、以下の2つに分けられます。
・都市ガス
・プロパンガス(LPガス)
都市ガスは、ガス管を通って各家庭に供給されるガスです。ガス事業法に基づいた公共インフラのため、料金が安いのが特徴です。地域による多少の金額差はありますが、どの家庭も同一条件下では、月額料金が大きく変わることはありません。
プロパンガスは、ガスボンベを各家庭に設置する形で供給されるガスです。火力が強いメリットがありますが、料金が高い(都市ガスの約2倍)というのが特徴です。また、価格の設定が事業者によって異なるため、契約しているガス事業者によってその料金は大きく変化します。
プロパンガス・都市ガスのガス料金の平均値について
ガス料金の算出方法は、都市ガスもプロパンガスも以下の計算式となります。
「ガス料金=基本料金+従量料金(単位料金×ガス使用量)」
ガス代の世帯別平均値
都市ガスとプロパンガス両方を合算した世帯別平均料金は、以下の通りです。
1人世帯……3,103円
2人世帯……4,364円
3人世帯……5,101円
4人世帯……5,036円
5人世帯……4,954円
(参考:2018年総務省家計統計調査「世帯人数別 ガス代平均額」)
ご自身の家のガス代が、この平均値とどれくらい離れているかをまず確認しましょう。
ガスの種類別一世帯あたりのガス料金
続いて、都市ガスとプロパンガスをそれぞれの、一世帯あたりの平均をご紹介します。
都市ガスの平均料金は約5,000円
ひと月あたりの都市ガスの料金は、30㎥使用した場合で平均4,969.80円/月です。内訳は、以下の通り。
(参考:東京ガス「ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)」)
・平均基本料金……1,056.00円/月
・平均基準単位料金……130.46円/㎥
・平均ガス使用量……30㎥
このデータを先ほどの計算式に当てはめると、以下の形になります。
1,056.00円(基本料金)+3913.80円(従量料金130.46円/(基準単価料金)×30㎥(ガス使用量))=4,969.80円/月
プロパンガスの料金は都市ガスの約2倍
プロパンガスの平均額は、5㎥使用で4,949円、10㎥使用で7,910円、20㎥使用で13,505円です。内訳は以下の通りです。
(参考:石油情報センター「平成18年度プロパンガス消費実態調査」)
・平均基本料金……1,858円/月
従量料金は使用量によって異なります。
・5㎥使用……3,091円
・10㎥使用……6,052円
・20㎥使用……11,647円
こちらを先ほどの計算式に当てはめると、以下の通りです。
5㎥使用……1,858円/月(基本料金)+3,091円(従量料金)=4,949円
10㎥使用……1,858円/月(基本料金)+6,052円(従量料金)=7,910円
20㎥使用……1,858円/月(基本料金)+11,647円(従量料金)=13,505円
いずれにしても、都市ガスよりも高額ということになります。
プロパンガスの世帯別平均額
プロパンガスの世帯別平均額は、以下の通りです。
1~2人……5,858.3円/月
3人……7,310.78円/月
4人……8,733.62円/月
(参考:石油情報センター「平成18年度プロパンガス消費実態調査」)
ガス代が高いときの節約方法
普段の暮らしでガス代節約を意識するなら、以下の2箇所に注目しましょう。
・お風呂
・キッチン
ガス販売事業者の変更も視野に
月々のガス代をさらに節約したいのでしたら、ガス使用時間を減らすだけでなく、ガス販売事業者を変更することをおすすめします。価格を大幅に下げられる可能性のある変更は、以下の2つです。
・プロパンガスから別のプロパンガスに変更
・プロパンガスから都市ガスに変更
プロパンガスは、販売事業者によって値段が変わるため、販売事業者の乗り換えによって支払いを節約することができる可能性があります。
例えば、一人暮らしの方がプロパンガスから都市ガスに切り替えることで、月々の支払いを約2分の1に抑えることができます。ただし、都市ガスのインフラ整備ができていない地域では、そもそも都市ガスへの乗り換えができない可能性もありますので注意してください。
光回線と都市ガスのセットという選択肢も
2017年4月に都市ガスの自由化が開始され、都市ガスとインターネット回線などをセットにすることで、トータルの月額料金を安くすることも可能になりました。
例えば、NURO 光では、入会時のオプションで「NURO ガス」を選べます。お住まいの地域によっては東京ガス提供のガスを使用するため品質面は安心できますし、ガス使用量が多いほどガス単価が安くなるというメリットも。
また、セットにすることで毎月の回線使用料が200円割引(税込)になるため、それだけで年間で2,400円の節約になります。
NURO ガスについての基本情報は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
>>NURO ガスの特徴・料金・提供エリアは?|新規顧客向けの限定サービス
NURO 光にはNURO ガス以外のメリットもたくさん
NURO ガスとのセットでガス代の割引が可能となるNURO 光ですが、回線単体としても以下の理由で多くの方に支持されています。
・通信速度が速い・入会特典でお得に使える
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
通信速度が速い
インターネットを快適に使う上で、特に重要なのが回線速度です。NURO 光では専用の設備を構築することで下り最大2Gbpsまたは10Gbpsの高速通信を実現。
下り=ダウンロードが速いのが特長です。
2Gbpsの通信速度について ※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。) ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
10Gbpsの通信速度について ※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。 ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
入会特典でお得に使える
NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。【選べる特典】
・3ねん定額割(戸建て)/2ねん定額割(マンション)
・U29応援割
・980円特典
29歳以下の方ならU29応援割、それ以外の方なら3ねん定額割/2ねん定額割 がおすすめです。
U29応援割なら4年間、3ねん定額割/2ねん定額割ならそれぞれ3年間・2年間、月額基本料金が毎月割引され、お得な金額でご利用いただけます
(2ギガプランの場合、戸建て:3,850円/月、マンション:3,300円/月)。
上記の選べる特典は併用できませんが、どの特典を選んでも以下の共通特典をご利用いただけます。
【共通特典】
・基本工事費44,000円が実質無料!
・最大2か月、解約費用が無料!(契約解除料・基本工事費残債が0円)
>>NURO 光の料金・お申し込みはこちら
その他、オプションとセットでお得になる特典があります。
【オプションとセットで受けられる割引・特典】
・NURO でんきなどのオプションの同時申し込みで最大3.4万円キャッシュバック
・ソフトバンクのスマホをご利用中なら、NURO 光 でんわのご利用で最大月額1,100円割引
・NUROモバイル6か月間最大1,100円割引特典
それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの
>>NURO 光はソフトバンクユーザーなら【セット割】でさらにお得に利用できる
開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり
NURO 光を利用するためには開通工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーター機器のレンタルを実施。
お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。
まとめ
ご家族や一人暮らしでお住まいなど世帯別のガス代平均を確認したら、ご自宅のガス代がどれだけ高い(または安い)のかを比べてみましょう。
都市ガスの自由化も始まっていますので、ぜひライフスタイルに合ったお得なガス会社を選んでください。