アンテナを使用せず、光回線を利用してテレビを視聴できることをご存知でしょうか。
今回の記事では、光回線でテレビを観る方法を紹介し、そのメリットとデメリットや工事内容についてまとめていきます。
光回線を利用したテレビの視聴を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
光回線でテレビを観る方法は4つ
まず、光回線でテレビを観る方法には以下4つがあります。
・フレッツテレビ
・電力会社の光テレビ
・ひかりTV
・ケーブルテレビ
名前が似ていて紛らわしいですが、一つずつ解説していきます。
フレッツテレビ
「フレッツテレビ」は、NTT東日本とNTT西日本が提供している光回線を利用したテレビサービスです。
月額825円(税込)で地デジとBS放送を視聴でき、アンテナを立てる必要がありません。スカパーやCS放送、新4K8K衛星放送にも対応しています。
電力会社の光テレビ
電力会社が提供しているのが、「光テレビ」サービスです。
内容としては、フレッツテレビと同じで、アンテナ不要でテレビが映ります。会社によってCS放送をセットにしたプランも展開しているため、各社確認するのがいいでしょう。
次にご紹介するぷらら提供の「ひかりTV」と読み方は同じですが、表記が異なります。
ひかりTV
「ひかりTV」は、ぷららが提供する光回線を利用したテレビサービスです。
地デジやBSの視聴はもちろん、映画やスポーツ、アニメなどの専門CHが充実しています。月額1,650円(税込)~で、専門チャンネルを50CH以上、好きなだけ観ることができます。
なお、プロバイダはぷらら以外でも利用可能です。
ケーブルテレビ
専用の線を引き込み、その回線からテレビを配信するサービスです。
チャンネル数が多いのが特徴でありますが、インターネット接続をする回線が光回線でない場合があるため、ネット速度はそこまで期待できません。
ケーブルテレビの会社は日本全国ありますが、同軸ケーブルと光回線を併用した光ハイブリット方式の回線を提供しているところも増えているため、まずは地域のケーブルテレビ会社について調べてみてください。
光回線でテレビを観るメリットについて
次に、光回線でテレビを観るメリットを確認していきましょう。
主なメリットは、以下の4つです。
・アンテナ不要
・悪天候にも強い
・初期費用を抑えられる
・専門CHを視聴できる
アンテナ不要
光回線でテレビを観る場合、アンテナは不要です。回線自体の申し込み時にテレビサービスも一緒に申し込みをすることで、工事は1回で済みます。
悪天候にも強い
アンテナを使用する地上波のテレビは電波を屋外で受信するため、台風や大雪など悪天候の際には電波障害が発生する可能性があります。
その点、光回線は天候に左右されず安定して通信データを送信できるため、いつでもテレビを楽しむことが可能です。
初期費用を抑えられる
アンテナを立てる場合、アンテナ代金や工事費用が多くかかってしまいますが、光回線のテレビサービスなら工事費用が分割で月額払いとなるため、初期費用を抑えることができます。
また、工事費用が無料になる特典や割引になる特典を用意している会社も存在します。
専門CHを視聴できる
コンテンツが充実しているという点も、光回線を利用したテレビサービスの大きな特徴です。多彩な専門CHの他、オンデマンド動画が楽しめるビデオプランを用意しているサービスもあります。
例えば、ひかりTVのテレビの専門CHは80CH以上、ビデオオンデマンドは約114,000本と、非常に多くのコンテンツが用意されています。
光回線でテレビを観るデメリットについて
メリットが多い光回線を利用したテレビサービスですが、以下のようなデメリットも存在します。
・エリア外の地域も存在する
・解約金が発生する
・基本的にプロバイダ契約が必要
エリア外の地域も存在する
光回線の対応エリア内であっても、テレビサービスに対応していないという地域は存在します。
その場合、インターネットは利用できても、テレビサービスの利用はできません。
光回線の各社公式HPにはエリア確認ができるページが用意されているため、申し込み前に確認をしてみましょう。
解約金が発生する
光回線に加入すると最低利用期間が発生しますが、テレビサービスに対しても個別に最低利用期間を設けている場合があります。
契約途中で回線の乗り換えをする場合に、テレビの解約金が上乗せされる可能性がありますので、注意してください。
基本的にプロバイダ契約が必要
光回線でテレビを利用するには、基本的にプロバイダ契約が必要です。
下記2つのサービスについては、テレビを契約する際にプロバイダ契約をしなければなりません。
・電力会社の光テレビ
・ひかりTV
一方で、以下の2つのサービスについては、プロバイダ契約をしなくてもテレビサービスを単体利用することが可能です。
・フレッツテレビ:ライトプランで電話とTVの契約が可能
・ケーブルテレビ:プランによるがテレビの単体契約もあり
光回線でテレビを観るには工事が必要
光回線を利用したテレビサービスを利用するためには、テレビ用のモデムを屋根裏などに設置するといった工事が必要です。
すでに光回線を導入している人がテレビサービスに申し込んだ場合も工事は必要となりますので、注意してください。
ひかりTVは工事不要、チューナーの取り付けのみ
ただし、「ひかりTV」に関しては工事の必要はなく、モデムとチューナーをテレビに取り付けるだけです。
申し込み後に機器が一式送られてきますので、同封されている説明書に従ってご自身で取り付けを行ってください。
NURO 光はひかりTVとセットでお得に使える
NURO 光には、ひかりTVとセットにしたプラン「ひかりTV for NURO」が用意されています。
「ひかりTV for NURO」には、以下の限定特典が用意されているため、お得な利用が可能です。
・毎月1,100円の世帯割引(基本放送プランの場合は適用外)
・チューナーレンタル料金550円が無料
そして、さらにNURO 光とひかりTVをセットで新規申し込みをした方を対象に、以下の特典も用意されています。
・1年間 月額1,650円(税込)~
・2ねん割プラス申し込みすることで、Amazon「Fire TV Stick」1台プレゼント
前者は、NURO 光の月額料金5,217円(税込)が新規入会特典で月額980円まで下がり、「ひかりTV for NURO」限定特典でさらに、1年間月額0円まで下がるということです。
契約後の1年間は、ひかりTVの料金だけでネットもテレビサービスも利用できるということですね。
ひかりTV自体の割引特典も受けられる
現在、ひかりTVに新規申し込みをすると、以下の特典が受けられます。
・月額基本料最大2ヶ月無料
・チューナーレンタル料金最大2ヶ月無料
・ぷららポイント毎月550pt(2ねん割に申し込んだ場合)
「ひかりTV for NURO」に申し込むと、NURO 光限定特典だけでなく、これらの通常特典も受けられますので、とてもお得です。
まとめ
光回線のテレビサービスを上手に利用するには、ご自身のニーズを明確にすることが重要です。
例えば、多くの専門CHを視聴したく、すでに光回線を導入済みならば、専用の工事が不要なひかりTVが便利。
この機会に回線自体も見直したいとお考えの方は、ぜひ「ひかりTV for NURO」をご検討ください。