「日中の電気代は夜の電気代よりも高いから、節約のために昼間はなるべく電気を使わないようにしている」。
こんな風に考えている方は少なくありませんが、夜間の電気代を安くするためには、専用の「時間帯別電灯」プランを契約する必要があります。
また、似たようなプランに「深夜電力」がありますが、こちらは時間帯別電灯とは全く別のプランです。
この記事では、時間帯別電灯と深夜電力の違い、そして利用するうえでの注意点について解説していきます。
時間帯別電灯プランとは?
時間帯別電灯プランとは、夜の電気代が安く、昼の電気代が高く設定された電力プランのことです。日中は仕事で自宅の電気を使う機会がなく、帰宅した夜以降にメインで電気を使う方に向いているプランとなります。
例えば、東京電力には「おトクなナイト8」「おトクなナイト10」といった時間帯別電灯プランがありますが、両プランの電力量料金を従来の「従量電灯B」と比較すると、以下のように異なる電力単価が設定されています。
【おトクなナイト8】
昼間時間(7時~23時) | 最初の90kWhまで | 24円34銭 |
90kWhを超え230kWhまで | 32円43銭 | |
230kWh超過 | 37円45銭 | |
夜間時間(23時~7時) | - | 12円48銭 |
【おトクなナイト10】
昼間時間(8時~22時) | 最初の80kWhまで | 26円49銭 |
80kWhを超え200kWhまで | 35円29銭 | |
200kWh超過 | 40円75銭 | |
夜間時間(22時~8時) | - | 12円73銭 |
【従量電灯B】
24時間 | 最初の120kWhまで | 19円88銭 |
120kWhを超え300kWhまで | 26円48銭 | |
300kWh超過 | 30円57銭 |
「おトクなナイト8」「おトクなナイト10」共に、夜間時間の電力量料金は「従量電灯B」よりも安くなっていますが、昼間時間の電力量料金は「従量電灯B」よりも高いです。何時から電気を多く使用するかによって2つのプランに分かれています。
時間帯別電灯プランの注意点
上記でご紹介した様に、昼間時間の電気代が高いという点が最大の注意ポイントです。
夜間時間が比較的長い「おトクなナイト10」であっても、22時を過ぎるまでは割高な昼間時間の電力量料金が適用されるため、例えば19時に帰宅すると19時~22時までの3時間は電気代が高くなってしまうのです。
また、休日に家にこもりがちという方も注意が必要です。日中を自宅で過ごすと、割高な昼間時間の電力量料金が適用されてしまいます。
電気代を節約するつもりが、結果的に「従量電灯B」よりも高額になってしまうことも少なくありませんので、契約前にご自身の行動パターンをしっかりと振り返ることをおすすめします。
時間帯別電灯プランはどんな方におすすめ?
上記の注意点を鑑みて、以下のような方は時間帯別電灯プランを検討してみても良いでしょう。
・帰宅が深夜の方
・休日は出かけることが多い方
・家事を深夜の時間帯にまとめて行うなどの工夫ができる方
いずれにしても、23時~7時もしくは22時~8時の時間帯に集中して電化製品を使い、それ以外の時間はできるだけ電気を使わないよう意識する必要があります。
そういった生活が難しい方は、後ほどご紹介する新電力への乗り換えを検討してください。
深夜電力とは?夜間電力との違い
深夜電力とは、以下の用途に限定された専用の電気回線のことです。
・夜間蓄熱機器
・電気温水器
「従量電灯B」のような通常回線とは別に契約が必要で、深夜の時間帯限定で上記の機器に電気を届ける専用のタイマー付き回線となります。
そのため、深夜電力を利用する場合は2口分の契約が必要です。
各電力会社の夜間電力などの時間帯別電灯プランを深夜電力と誤解している方も多いですが、両者は全くの別物ということですね。
「昼間の電力量料金が高くてもいいから夜の電力量料金を安くしたい」という方は、各電力会社の時間帯別電灯プランを検討しましょう。
また、ほとんどの電力会社では、2016年3月31日をもって深夜電力の新規加入受付を終了しています。そのため、現在は深夜電力のプランが廃止されたことで無くなっています。
光回線とセットで節約という方法も
時間帯別電灯プランを上手に利用すれば、電気代の節約は可能です。
しかし、「一般的な夜の団欒タイムである19時~22時が夜間時間帯に含まれない」など、すべての方におすすめできるプランではありません。
そういった制約なしに家計を節約したいという方は、光回線業者が提供する電気プランへの乗り換えをおすすめします。
例えば、NURO 光が提供する「NUROでんき」なら、従来と同品質の電気が利用できるうえ、インターネット料金とセットで毎月の出費を抑えられる可能性があります。
ただし、NURO でんきはNURO 光の会員だけが利用できるオプションサービスのため、利用するためにはNURO 光の契約が必要です。
NURO 光を利用することで、インターネットをより快適により安く利用できる可能性がありますので、ここからはNURO 光の特徴についてご紹介していきたいと思います。
NURO 光の特徴は、以下の通りです。
・通信速度が速い・月額料金がリーズナブル
・入会特典が選べる(戸建ての場合)
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し
通信速度が速い
インターネットを快適に使う上で、特に重要なのが回線速度です。NURO 光では専用の設備を構築することで下り最大2Gbpsまたは10Gbpsの高速通信を実現。
下り=ダウンロードが速いのが特長です。
2Gbpsの通信速度について ※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。) ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
10Gbpsの通信速度について ※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。 ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
月額料金がリーズナブル
下り最大2Gbpsという通信速度を実現する2ギガプラン(3年契約)の月額料金は、戸建ての場合5,200円(税込)となっています。(10ギガプラン(3年契約)の月額料金は5,700円(税込))この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。
入会特典が選べる
NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。(戸建ての場合)・3年間 月額3,850円(10ギガは3年間 月額4,400円)
・1年間 月額980円(10ギガは1年間 月額1,530円)
上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。
【NURO 光 公式申込でついてくる特典】
・最長2か月、解約費用が無料!(契約解除料・工事費残債が0円)
・基本工事費44,000円が実質無料!
【オプションの申込で得られるもの】
・「NUROへまとめてキャッシュバック」へ申込で、最大3.4万円追加キャッシュバック
・NURO 光 でんわ利用で、ソフトバンクユーザーが最大月額1,100円割引
・ソニー製ONUが必ず届くNUROスマートライフが、初期費用&最大3か月間無料
・NUROモバイル6か月間最大1,100円割引(申込後のメールにあるURLからモバイル申込)
それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの
>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる
開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり
NURO 光を利用するためには開通工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーター機器のレンタルを実施。
お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。
まとめ
時間帯別電灯と深夜電力は混同されがちですが、両者は全く別物のプランです。
そして、一般的にイメージされる「昼が高くて夜が安いプラン」は、時間帯別電灯となります。
電力量料金が安くなる夜間の時間帯を事前にしっかりと確認し、ライフスタイルに合うという方は利用を検討してみると良いでしょう。
NURO でんきなど、新電力への乗り換えもぜひ検討してみてください。