スマホでライブ配信はできる?ライブ配信に必要なもの・機材を徹底解説

インターネット回線 広域企業 通信速度・安定性 4年連続No.1(2021年~2024年 オリコン顧客満足度ランキング)

オンラインのライブ配信プラットフォーム市場が拡大し、誰でも気軽にライブ配信を始められるようになりました。しかし、必要なものや機材がわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ライブ配信に必要なものや機材について解説します。ライブ配信の経験がある方の声もご紹介しますので、これからライブ配信を始めたい方はぜひ参考にしてください。

ライブ配信を始めるまでの流れ

ライブ配信を始めるまでの基本的な流れを見ていきましょう。

1. 配信するコンテンツを決める
2. 機材をそろえる
3. ライブ配信用プラットフォームのアカウントを作成する
4. ライブ配信を始める

機材を購入する前に、配信するコンテンツを決めましょう。雑談やゲーム実況など、配信の種類によって必要な機材や向いているプラットフォームも異なります。まずはどのようなスタイルの配信をしたいのかを決めてから、機材などの検討に移りましょう。

ライブ配信をしている方の声

実際に、ライブ配信の経験がある方を対象にアンケートを実施しました。

【アンケート概要】
調査時期:2024年8月29日~2024年9月3日
回答数:150件
調査手法:インターネット調査
調査対象:ライブ配信の経験がある方
調査実施:インターネットリサーチ会社

ライブ配信で使っている(使っていた)機材

「実際にライブ配信で使っている(使っていた)機材」(複数回答)について質問しました。

スマホやパソコンに加えて、カメラやマイクを用意しているユーザーも多くいることがわかります。オーディオインターフェースやキャプチャーボードなどの機材は、配信の種類によっては不要なケースも多いため、使っているユーザーが限定されるようです。

ライブ配信のために買って良かった機材

「ライブ配信のために買ってよかった機材」についても質問したところ、以下のような回答が集まりました。

ヘッドセット
マイクスタンド
サブモニター
ポップガード
俯瞰撮影用三脚
タブレット
撮影用バックスクリーン

マイクとイヤホンが一体になったヘッドセットや、マイクを安定させるためのマイクスタンド、サブモニターといった回答が集まりました。より快適に配信をしたい方は、上記のような機材やアイテムの購入も検討してみましょう。

ライブ配信に必要な機材を選ぶ際のポイント

ライブ配信に必要な機材は様々で、それぞれの種類も多いため、購入前にきちんと検討しておく必要があります。ライブ配信に必要な機材を選ぶ際の主なポイントは以下の2点です。

ライブ配信の種類・コンテンツ
機材のスペック

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

ライブ配信の種類・コンテンツ

ライブ配信の種類や、配信したいコンテンツに応じた機材の選定を行う必要があります

例えば、実写での配信にはカメラが、歌や楽器演奏といった配信には高音質の音声を届けられるマイクやオーディオインターフェースが必要になることもあるでしょう。

ゲームをプレイしながら自身の声を同時に配信するゲーム実況のクオリティを高くしたい場合、高画質の映像や音声を配信できる機材を用意する必要があります。配信とゲームのプレイが同時にできる高スペックなパソコンや、PS4ⓇやPS5Ⓡといったゲーム機を利用する場合はキャプチャーボードなどの機材が必要となる場合もあります。

自分が配信したいコンテンツやスタイルに応じた機材を検討しましょう。

機材のスペック

機材のスペックは製品によって大きく異なります。高スペックな機材が必要になるケースが多いものの、導入コストが高額になりやすい点に留意しましょう

コストが気になるときは、こだわりたい機材には予算をかけ、そうでない機材は安いものを用意する、といった対応を検討しましょう。例えば音声にこだわりたい場合は、マイクは高スペックなものを用意し、カメラのスペックはおさえるといった対応がおすすめです。

また、用意した機材同士のバージョンなども確認し、各機材の動作に支障がないかもチェックしておく必要があります。ほかの機材やデバイスとの相性を考慮して検討しましょう。

【パソコン・スマホ】ライブ配信するために必要なもの・機材


ライブ配信を始めるにはいくつかの機材が必要になります。パソコンとスマホのそれぞれで配信する場合に必要なものは下記の表の通りです。

必要なもの・機材 パソコンで配信する場合 スマホで配信する場合
配信用端末(パソコン・スマホ) 必要 必要
プラットフォームのアカウント 必要 必要
カメラ 場合によっては必要 場合によっては必要
マイク 場合によっては必要 場合によっては必要
ミキサー/オーディオインターフェース(パソコン) 場合によっては必要 不要
キャプチャーボード(パソコン) 場合によっては必要 不要

それぞれの機材について詳しく見ていきましょう。

配信用端末(パソコン・スマホ)

配信にはパソコンやスマホが必要となります。スマホの場合、ライブ配信用アプリが多くリリースされており、内蔵されているカメラとマイクを使用して配信できます。パソコンがなくても手軽にライブ配信ができますが、本格的な配信をしたいと考えている場合は、スマホでは画面が小さく、スペックが足りない可能性もあります。

本格的なライブ配信を行いたい場合は、パソコンを用意するのがおすすめです。ライブ配信の際は、映像を取り込みながらインターネット上でのデータの送受信も行わなければならないため、本体には大きな負荷がかかります。比較的新しく、高スペックなものを用意しましょう。

プラットフォームのアカウント

ライブ配信ができるサービス・アプリでアカウントを作成する必要があります。ライブ配信ができる代表的なサービス・アプリは以下の通りです。

YouTube
Twitch
ツイキャス
TikTok LIVE
Instagram Live
17LIVE

それぞれのプラットフォームによって、ユーザー数や配信のしやすさなどが異なります。ライブ配信による収益化を目指したい場合は、報酬の還元率などにも注目して選定しましょう。自身が配信するコンテンツの種類や、使いやすさなどをふまえてプラットフォームを選択するのがおすすめです。

カメラ

ノートパソコンやスマホには基本的にカメラが搭載されているため、必ずしもカメラを用意しなければならないわけではありません。ただし、パソコンにカメラが搭載されていない場合や、より高画質の映像で配信したい場合、別途以下のようなカメラを用意する必要があります

Webカメラ
書画カメラ
ビデオカメラ
デジタルカメラ

明るく見やすい映像を配信したい方には照明も必要になります。また、カメラとあわせて三脚やスマホスタンドの利用もおすすめです。

マイク

音質にこだわった配信をしたい場合、マイクの購入も検討しましょう。マイクを選ぶ際に確認しておくべき代表的なポイントは以下の通りです。

ポイント マイクの種類
仕組み ・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
接続方法・端子 ・Bluetooth接続
・ステレオミニプラグ
・USB端子
・XLR端子
指向性 ・単一指向性
・双指向性
・無指向性

マイクは仕組みによって、大きく「コンデンサーマイク」と「ダイナミックマイク」に分かれます。コンデンサーマイクは電源が必要で感度が高く、値段も高めになりがちです。一方でダイナミックマイクは電源が不要で丈夫という特徴があります。

接続方法にも違いがあります。Bluetoothによる無線で接続できるタイプや、パソコンに直接接続できるUSB端子、タブレットやスマホにも直接接続できるステレオミニプラグに加え、プロのオーディオ録音でも使われるXLR端子があります。比較的手軽に利用できるのはBluetooth、USB端子、ステレオミニプラグです。XLR端子は音質が良く選択肢も広いのが特徴ですが、PCへの接続にはオーディオインターフェースが必要になります。

指向性とは、マイクが音を拾う範囲や方向を表す特徴です。単一指向性マイクは正面の音への感度が最も高く、双方向性マイクは正面と背面への感度が高いタイプです。無指向性マイクは全方向からの音を平等に拾います。基本的には、単一指向性のマイクがあれば問題はありません。

そのほか、ミュートやノイズリダクションといった機能の有無や本体の価格などを考慮してマイクを選択しましょう。

ミキサー/オーディオインターフェース(パソコン)

ミキサーは複数の音をあわせて端末に出力するために必要な機材で、歌声と音源など、複数の音をきれいに配信にのせたい場合に使います。オーディオインターフェースは、音声をパソコンに送るために使われる機材で、より高音質の配信を行いたい場合などに利用されます

パソコンやスマホに内蔵されたマイクをそのまま使用して配信したい場合であれば、ミキサーやオーディオインターフェースは必要ありません。ただし、ミキサーやオーディオインターフェースを導入することで、音声の調整やミックス作業がしやすくなるなど、より音にこだわった配信ができるようになります。

キャプチャーボード(パソコン)

キャプチャーボードとは、カメラの映像をパソコンへと取り込むためにデータを変換する機材です。ライブ配信に必須の機材ではありませんが、家庭用ゲーム機の映像をパソコンに取り込みたいときなど、配信の内容によっては購入する必要があります

キャプチャーボードを購入する際は、解像度・フレームレートの違いや対応OS、映像の遅延に関わる「パススルー機能」の有無など、性能や機能を考慮して選択しましょう。

ライブ配信をするにはインターネット環境も重要


快適にライブ配信をするには、高品質なインターネット回線も必要です。ライブ配信ではデータの送受信が連続的に行われ、大容量の通信が発生します。低品質な回線では遅延が発生しやすくなり、リスナーにストレスを与えかねません。

すでに契約している回線で「通信が不安定」「速度が遅い」と感じている場合、光回線など高品質な回線への乗り換えがおすすめです。光回線は他の回線に比べると通信速度が速く、安定しやすいため、ストレスなくライブ配信を楽しめるでしょう。

ライブ配信でインターネット環境が大切な理由については、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

>>ライブ配信はネット環境が大切|通信速度が遅いと配信できない!

必要なもの・機材を揃えたらライブ配信を楽しもう!

ライブ配信に必要なものや機材は、配信内容によって異なります。音質にこだわって歌の配信をしたい場合は高品質なマイクを、映像を重視したい場合は高性能なカメラや三脚を用意するなど、配信スタイルに合わせて検討する必要があります。

どのような種類のライブ配信であっても、機材だけでなく高速かつ安定したインターネット環境を整えることが大切です。高品質なインターネット環境を用意できれば、より快適にライブ配信を楽しめるでしょう。


光回線はソニーのNURO 光がおすすめです。29歳以下限定の応援割を実施中で、4年間ずっとお得にでご利用いただけます!(戸建て:3,850円/月 マンション:3,300円/月)

>>「U29応援割」の詳細はこちら