ひかり電話とIP電話の仕組みの違いは?メリットやデメリットを解説

なんとNURO 光43000円キャッシュバック

一般的な固定電話と比べて電話代が安くなると人気の「ひかり電話」

どんな仕組みで、一般の電話とどんな違いのある電話なのでしょうか?

この記事では、そんな「ひかり電話」の仕組みや、利用する際のメリット・デメリットを解説していきます。

ひかり電話とは?

 

「ひかり電話」は「IP電話サービス」の一種です。IP電話とは、Internet Protocol(インターネットプロトコル)という通信方式を利用した電話サービスのこと。つまり、インターネットに接続して音声を届ける通話方法を意味します。

従来の電話は、基地局を経由して相手に声を届けていましたが、IP電話はメールなどと同じように声をデジタル化して、相手の元に届けてから復元するという形式です。

現在では、通常の音声通話と同じような品質を維持しています。

「ひかり電話」は、こういったIP電話の性質を活かし、フレッツ光・NURO 光などのFTTHアクセスサービス(インターネット常時アクセスサービスのこと)を利用して、加入電話や携帯電話へ通話を行いたいお客様向けのサービスです。

ひかり電話の仕組みや使い方はどうなっているの?

ひかり電話は、インターネットのように音声を光回線に乗せて運ぶ仕組みです。

使い方や音声品質など、一般の加入電話と変わりません。

他のサービスとの違い

そんな「ひかり電話」は、その他のサービスとどのような違いがあるのでしょうか?

違いを比較していきましょう。

「ひかり電話」と「IP電話」の違い

「ひかり電話」は「IP電話」の一種であると説明しましたが、その違いはどこにあるのでしょうか。

わかりやすく言えば「ひかり電話」はNTTなどのインフラを持った回線業者が提供しているサービス。「IP電話」は主にプロバイダが提供しているサービスです。

また、「ひかり電話」は加入電話と同じ電番号を使用することができるのに対し、「IP電話」は「050」から始まる電話番号という違いがあります。

さらに「IP電話」には、フリーダイヤルや緊急機関(110番や119番など)に電話できないというデメリットもあります。

「ひかり電話」と「光電話」の違いは?

表記には「ひかり電話」と書かれているところと、「光電話」と書かれているところがありますが、この違いは「サービスの提供元」がどこであるかという部分のみです。

具体的には「ひかり電話」と表記されるものが、NTT東/西日本が提供しているサービス。それ以外が提供しているサービスが「光電話」です。

どちらも加入電話の電話番号を、そのまま使用することができます。

この記事では混乱を防ぐため、ひかり電話・光電話ともに「ひかり電話」として解説していきます。

ひかり電話のメリット・デメリットを解説

続いて、ひかり電話のメリットとデメリットを解説していきます。

メリット

ひかり電話のメリットは大きくわけて4つです。

・月額料金が安い
・通話料金が安い
・音質が良い
・電話番号が変わらない

1つずつ解説します。

月額料金が安い

ひかり電話はプランによって料金が異なりますが、基本使用料金550円(税込)から利用することができます。

NTT加入電話アナログが月額3,025円(税込)、NTT加入電話ISDNが月額4,158円(税込)ですので、その価格差は歴然です。

通話料金が安い

ひかり電話は、通話料金も安いというメリットがあります。

通話料金は、3分約8.8円。これは、距離に関係なく一律同一です。そのため、日本のどこにいても、同じ料金で通話ができます。

音質が良い

ひかり電話は、速度の速い光回線を使用しているため、クリアな音質での通話が可能です。

音が途切れたりすることはありませんので安心です。

電話番号が変わらない

ひかり電話は、現在使用している電話番号を引き続き利用することができます。

また、自宅にある電話機を買い替える必要もありません。

契約をひかり電話に変えてルーターを設置するだけで、使えるようになるため便利です。

デメリット

続いて、ひかり電話のデメリットも確認していきましょう。

デメリットは、大きくわけて3つです。

・光回線がないと利用できない
・かけられない電話番号がある
・停電中には使用不可能

こちらも、1つずつ解説していきます。

光回線がないと利用できない

ひかり電話は、あくまでも「光回線プラン」のオプションです。

そのため、ひかり電話を利用するためには、光回線のインターネット契約をしなければいけません。つまり、ひかり電話の基本料金の他に、別途インターネットの月額利用料金が発生します。

もっとも、ほとんどの方の場合、自宅でインターネットの契約をされていると思いますので、そのままオプションとして「ひかり電話」の追加をすれば、月額550円(税込)の追加料金だけで、すぐに利用できるようになります。

かけられない電話番号がある

ひかり電話では、かけることができない電話番号がいくつかあります。

具体的には、以下の電話番号には発信できませんので、注意が必要です。

・コレクトコール
・伝言ダイヤル(0170)
・お話し中調べ(114)など

またNTT以外のナビダイヤルにも電話をすることができません。

ただし、110番(警察)、118番(海上保安庁)、119番(消防)への電話は可能です。

停電時には使用不可能

ひかり電話は、デジタルな電話です。

そのため、停電時など光回線のルーターの電源が落ちてしまったときには使用することができませんので、ご注意ください。

ひかり電話の申し込み方法と手順を解説

ひかり電話の申し込みの流れは、その方の現在の状況によって変わってきます。

パターンは、大きくわけて以下の2つです。

・すでに光回線を利用している場合
・光回線を利用していない場合

それぞれ、解説していきます。

すでに光回線を利用している場合

まずは利用中のプロバイダに連絡をします。そして、追加でひかり電話の申し込み手続きをしてください。ひかり電話導入には簡単な工事が必要です。それにともなって工事費が発生します。

工事費の内訳は、以下のとおり。

・基本工事費
・交換機工事費
・機器工事費(設定)

これらが必要に応じて発生します。

また、ナンバーディスプレイやキャッチホンなどの各種オプションを申し込む場合は、それに応じての付加サービス工事費が発生します。

光回線を利用していない場合

まだ光回線を利用していない場合は、まずはプロバイダ契約からする必要があります。

プロバイダ契約を行う際に、オプションとして「ひかり電話」を選択して同時に申し込むようにしてください。

はじめて光回線の契約をする場合には、回線工事が必要です。続いて、現在、使用している電話でひかり電話を使えるようにするためのルーターを用意しましょう。工事が終われば、すぐに光電話を利用することができます。

ソフトバンクのスマホを利用しているなら「NURO 光 でんわ」がおすすめ

ひかり電話は、利用中のスマホのキャリアによってお得になる場合があります。

たとえば、ソフトバンクスマホを使用している方でしたら、「NURO 光 でんわ」がおすすめです。

ソフトバンクユーザーが、「NURO 光 でんわ」を利用した場合、以下の2つの割引サービスを利用することができます。

・ホワイトコール24
・おうち割 光セット

ホワイトコール24

これは「NURO 光 でんわ」から「ソフトバンク携帯」への国内通話が無料になるというサービスです。さらに登録したソフトバンク携帯から、すべて「NURO 光 でんわ」や「各社IP電話」への通話が無料になります。

ホワイトコール24の適用条件は、以下のとおり。

・NURO 光 でんわご利用
・ソフトバンク携帯電話で対象プランをご利用
・対象プラン:ホワイトプラン、標準プラン、スマ放題 通話し放題プラン、スマ放題 通話し放題プラン(3G)

おうち割 光セット

「おうち割 光セット」は、利用中のソフトバンクスマホ1台につき、毎月550~1,100円(税込)が割引になるサービスです。

以下の適用条件を満たすことで、割引が受けられます。

・NURO 光 でんわご利用
・ソフトバンクのスマートフォン、3Gケータイ、iPadをご利用
・NURO 光の契約者名が個人名義であること
・登録する携帯電話がNURO 光の契約者本人、またはご家族名義の契約であること
・NURO 光1契約につき、携帯電話回線最大10回線までの登録であること

それぞれの詳細は、こちらの記事を参考にしてください。

>>NURO 光とソフトバンクの【セット割】でスマホ代の節約を!

まとめ

月額基本料金はかかるものの、「光回線を利用している」「固定電話の利用頻度が多い」という方であれば、ひかり電話の利用で毎月の電話代をかなり節約できるはずです。

とくに、ソフトバンクユーザーの方は「NURO 光 でんわ」がおすすめ。家の固定電話とスマホ代の両方を節約できます。

条件に当てはまる方は、ぜひ検討してみてください。

>>「NURO 光 でんわ」の詳細はこちら