プロバイダを解約する際には、どのような手順を踏めば良いのでしょうか?
また、プロバイダの解約前にはどんな点を確認し、どんな点に注意すべきなのでしょうか?
この記事では、失敗しないプロバイダの解約方法について詳しく解説していきたいと思います。
目次
プロバイダの解約前に確認すべき5つの項目
プロバイダ解約の際に確認すべきポイントは、以下の5点です。
・解約の手順を確認する
・違約金を回避するため契約の更新月を確認する
・解約の締め日を確認する
・工事が必要かどうかを確認する
・解約月の料金が日割りか月割りかを確認する
1つずつ、確認していきましょう。
解約の手順を確認する
一般的に、プロバイダの解約はカスタマーサポートに電話をかけ、本人確認を行うことで完了します。
ただし、プロバイダによって解約方法や退会方法に多少の違いがあります。解約時に慌てないよう、事前にご自身のプロバイダの解約方法を公式HPなどで確認しておきましょう。
違約金を回避するため契約の更新月を確認する
多くのプロバイダには利用期間が設定されていて、その利用期間内の解約に対しては解約違約金がかかります。
そして、解約違約金に関しては、以下の2パターンのルールを設定しているプロバイダがほとんどです。
・1つの契約期間が終了し、次の契約期間が始まるまでの契約更新月のみ違約金がかからない
・最低利用期間の終了後はいつ解約しても違約金がかからない
プロバイダの多くは前者のルールを採用しているため、重要となるのは「契約更新月」です。
違約金の支払いを回避するためにも、現在契約しているプロバイダの契約更新月は、必ず確認しておき解約時期のタイミングを検討しておきましょう。
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何日前までに申し込むべきか、解約の締め日を確認する
ほとんどのプロバイダには、解約の締め日が設けられています。締め日とは、特定の月末で解約したい場合に、いつまでに申し込めばいいかという締め切り日のことです。
この締め日を過ぎてしまうと、自動更新となり、次の一ヶ月分の利用料も請求されてしまうため、注意しましょう。
多くの場合、締め日は当月の「15日締め」または「20日締め」です。
プロバイダによって締め日が異なりますので、ご注意ください。
工事が必要かどうかを確認する
プロバイダを乗り換える(変更する)際には工事は必要ありませんが、回線もあわせて乗り換える場合には工事が必要になってきます。
新規契約する乗り換え先の回線業者に、工事の必要性を確認しておきましょう。
回線工事は、前の回線の解約が完了しないとできない場合がありますので、ご注意ください。
解約月の料金が日割りか月割りかを確認する
プロバイダの解約月の料金は、日割りで支払うパターンと、月割りで支払うパターンの2種類があります。
ほとんどの場合は月割りですが、プロバイダによって異なるため、こちらも必ず確認してください。
解約の手続き方法の種類は4つ
プロバイダを解約する際には、以下の4種類のいずれかで手続きを行うことになります。
・ホームページ経由
・電話
・メール
・書面での郵送
このなかで一番簡単なのは、各プロバイダのHP経由での解約です。
大抵のプロバイダの場合、必要事項にチェックを入れてフォームを入力するだけで解約の手続きが完了します。
解約時に注意すべき5つのポイント
続いては、プロバイダ解約時の注意点を見ていきましょう。
・回線契約とプロバイダ契約は別
・タイミングによっては解約金が発生する
・プロバイダから提供されていたメールアドレスが使えなくなる
・ネット利用ができない期間が発生してしまう
・次のプロバイダを決めておく
それぞれ、解説していきます。
回線契約とプロバイダ契約は別
プロバイダの契約と回線の契約は別です。どちらも解約したい場合は、その両方の解約手続きをする必要があります。
また、なかには回線とプロバイダが一体になっているものもあります。自身の契約先がどのような形をとっているのか、必ず確認しておきましょう。
タイミングによっては解約金が発生する
先ほども触れたように、解約タイミングによっては解約違約金が発生することがあります。
更新月を確認し、タイミングを計って解約を申し込みましょう。
その際、申し込みの締め日を過ぎてしまうことがないように注意してください。
プロバイダから提供されていたメールアドレスが使えなくなる
プロバイダの解約を行うと、プロバイダから提供されていたメールアドレスが使用できなくなります。
もし、今後もそのメールアドレスを使っていきたいのでしたら、プロバイダが用意しているメールアドレスのみを利用できるプランで改めて契約をすることをおすすめします。
ただし、プロバイダによっては、メールアドレスのみのプランが設定されていないこともありますのでご注意ください。その場合は、メールアドレスを引き続き使用することができません。
インターネット利用ができない期間が発生してしまう
解約のタイミングによっては、インターネットが利用できない期間が発生してしまう可能性があります。
特に、回線も同時に乗り換える場合は、工事が必要となります。工事が終了してインターネットが使えるまで、場合によっては2か月近くかかることを覚えておきましょう。
そういったケースでは、ポケットWi-Fiに代表されるモバイルWi-Fiルーターの短期的なレンタルサービスの利用が便利です。
次のプロバイダを決めておく
新しいプロバイダは契約を結んでからインターネットの利用ができるようになるまで、数日~1週間程度かかることがほとんどです。
そのため、まずは次に契約するプロバイダを選んでから、解約するようにしてください。
プロバイダ解約の大まかな流れ
プロバイダを解約するときの大まかな流れは、以下の通りです。
・乗り換え先のプロバイダと契約
↓
・利用中のプロバイダを解約(解約方法は、契約中プロバイダのサイトを確認してください)
↓
・インターネット、郵送など任意の方法を選択して、解約に必要な情報をプロバイダに送付
↓
・プロバイダ側からの返信を確認して、指示があれば従う
これで解約の手続きが完了します。
解約したのにインターネットにつながる場合の対処法
プロバイダを解約したあともインターネットの利用ができるというケースが多くあります。これは、よくある現象であり、追加料金は基本的に発生しません。
そのため、とくにするべき作業や対策はありません。
どうして解約後もインターネットにつながるの?
プロバイダ解約後もインターネット利用ができる理由は、NTTやプロバイダの作業が完了していないことが原因です。
解約の手続きを行ったからといって、その瞬間からインターネットの利用が不可能になるわけではありません。実際に利用できなくなるまでには、いくらかのタイムラグが発生してしまうことがあります。
このタイムラグの期間には利用料金は発生しませんので、ご安心ください。
プロバイダと回線がセットになった業者を選ぶと楽
プロバイダの契約は回線と別々であり、両方の契約が生きていないとインターネットの利用ができません。
しかし、なかには特定のプロバイダのみ接続可能な回線も存在します。そういった回線を使うと、プロバイダ選択の煩わしさはありません。
NURO 光を利用できるプロバイダはSo-netのみ
たとえば、NURO 光が利用できるプロバイダは、So-netのみ。プロバイダ選びの手間を省くことができます。
また、NURO 光の場合は月額料金にSo-netの料金が含まれています。
一般的な戸建てプランの月額は5,200円(税込)(3年契約プラン)ですが、光回線とプロバイダ料金の合計金額ということを考えると、他の回線業者と比較してとてもリーズナブルと言えるでしょう。
さらに、NURO 光の場合では、Wi-Fiの貸し出しを行っていますので開通までの期間も安心です。
まとめ
プロバイダの解約の際には、必ず次のプロバイダの契約を先に行い、インターネットの不通期間を無くすように気を付けましょう。
この記事でご紹介した確認事項と注意事項に気を付けて、現在のプロバイダの解約と次のプロバイダとの契約を、スムーズに進めてくださいね。
また、NURO 光(So-net)に乗り換える場合は、工事期間が必要となります。その場合は、Wi-Fiの貸し出しサービスを上手にご利用ください。