LAN配線方式とは?通信速度や接続方法、メリット・デメリットを解説

なんとNURO 光43000円キャッシュバック

マンションの光回線設備は、大きく分けて「光配線方式」「VDSL方式」「LAN配線方式」の3つに分類できます。

マンションの設備を個人が変更することはできませんが、配線方式をしっかりと理解しておけば、物件選びの際の大きな参考になるでしょう。

本記事では「LAN配線方式」に焦点を当て、その特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

快適なインターネット接続が整ったマンションを選びたい方は、ぜひ参考にしてください。

マンションのLAN配線方式とは?

LAN配線方式とは、「電柱からマンションの共有部分まで光ファイバーケーブル」「共用部分から各部屋まではLANケーブル」でつなぐ接続方式のことです。

通信速度は最大1Gbpsですが、1本の光回線を住民全員で共有するため、混雑状況によっては通信が不安定になる場合もあり、通信速度が最大100Mbpsの物件も存在します。

各部屋の壁にはLANポートの差し込み口が設置されており、LANケーブルを接続するだけでインターネットにつながります。原則として、新たな工事は必要ありません(回線やプロバイダへの申し込みは必要です)。

光配線方式・VDSL方式との違い

LAN配線を導入しているマンションは、それほど多くありません。多くのマンション設備は「光配線方式」もしくは「VDSL方式」となっています。

それぞれの違いを、以下にまとめました。

配線方式 配線内容 一般的な通信速度 安定性
LAN配線方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋までLANケーブル
最大100Mbpsまたは1Gbps
光配線方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋まで光ファイバー
最大1Gbps
VDSL方式 ・共用部分まで光ファイバー
・各部屋まで電話回線
最大50~100Mbps

光配線方式の特徴

光配線方式の特徴は、「電柱からマンションの共有部分までだけでなく、共用部分から各部屋までの配線にも光ファイバーケーブルが使用されている」という点です。3つの配線方式の中で通信速度と安定性が最も優れているのが、この光配線方式となります。

工事の際は、壁に光コンセントを設置し、ONU(回線終端装置)を接続。ONUは光信号をデジタル信号に変換する装置で、この装置を経由することでインターネット接続が可能となります。

すでに光コンセントが取り付けられている場合は、ONU(回線終端装置)を設置するだけでインターネットが利用できます。

VDSL方式の特徴

VDSL方式は、「電柱からマンションの共有部分まで光ファイバーケーブル」「共用部分から各部屋までを電話回線」でつなぐ接続方式です。

Very high bit-rate Digital Subscriber Line」の略で、登場した当時は高速なデジタル通信を可能にする接続方式でした。しかし、共用部分から先は電話回線を使用するため、現在では他の2つの配線方式に比べて通信速度が劣り、最大で50~100Mbpsです。

VDSL方式の場合は、室内にはVDSLモデムを設置します。

現在お住まいのマンションがVDSL方式で、通信速度が遅いと感じている方は、以下の記事を参照ください。VDSL環境下で少しでも快適にインターネットを利用する方法を、解説しています。

>>マンションのVDSL回線が遅い理由は?改善方法と光回線の導入について

LAN配線方式が導入されたマンションのメリット4選

LAN配線方式が導入されたマンションには、以下のようなメリットが存在します。

・無料もしくは格安で利用できる場合がある
・工事不要ですぐにネットが利用できる
・工事費や解約金がかからない場合がある
・無線ルーターを用意せずに済む場合がある

無料もしくは格安で利用できる場合がある

一般的に、マンションで光回線を使用する場合の費用は月3,500円~4,000円が相場です。しかし、LAN配線方式のマンションの場合は無料もしくは格安で光回線を利用できる可能性があります。

その理由は、「全戸一括型インターネット」と呼ばれる形態が多く採用されているからです。大家さんが全住戸分を一括で契約し、その費用をすべてまたは一部を負担しています。

この方式では、LAN配線方式が採用されるケースが多く、住人は個別の契約や月額費用の支払いをすることなく、光回線を利用できます。

工事不要ですぐにネットが利用できる

LAN配線方式が導入されたマンションの多くが全戸一括型のため、基本的に工事をする必要はありません。

既にLANコンセントが設置されている場合は、自身のデバイスにLANケーブルを接続するだけでインターネットを利用できます。

入居したその日からネット環境を利用できる点は、メリットと言えるでしょう

工事費や解約金がかからない場合がある

全戸一括型の場合は光回線が各部屋まで開通しているため、工事が不要です。また、個別契約をしているわけではないため、解約金もかかりません。

無線ルーターを用意せずに済む場合がある

全戸一括型の場合、Wi-Fiの電波を飛ばすために無線ルーターを用意する必要があります。

しかし、Wi-Fiが標準装備されているマンションであれば、入居者が別途無線ルーターを用意する必要はありません。

LAN配線方式が導入されたマンションのデメリット2選

メリットの多いLAN配線方式ですが、いくつかのデメリットもあります。

・物件によって最大通信速度が異なる
・混雑時は通信速度が遅くなる

物件によって最大通信速度が異なる

LAN配線方式の理論上の最大通信速度は1Gbpsですが、物件によってはこの数値が100Mbpsまで下がり、回線速度が遅くなるケースもあります。

これはLANケーブルやスイッチングハブの規格によるものです。ギガビットイーサネット(1Gbps)に対応した機器が用いられていない状態では、思うような通信速度は出ません。

通信速度にこだわりたい方は、マンションの申し込み前に確認すると良いでしょう

混雑時は通信速度が遅くなる

LAN配線方式は、1本の光ファイバーケーブルを各部屋に分岐して接続する配線方式です。これは、共用部分にある1つのONU(光回線終端装置)を全てのマンション住民が共有しているということを意味します。

そのため、平日夜や休日など多くの住民が同時にインターネットを使用すると、通信が混雑し速度が低下する可能性が高いです。

通信速度を速くしたいなら戸建てプランがおすすめ

LAN配線方式を導入しているマンションにお住まいの方がより高速な通信速度を求める場合は、「戸建てプラン」の利用を検討してみてはいかがでしょうか?

戸建てプランなら、マンション内の共有回線ではなく、個々の住戸専用の光回線を利用可能です。専用回線なら他の住民と共有することがないため、比較的安定した通信速度でインターネットが利用できる点が大きなメリットです。

ただし、この戸建てプランを利用するためには、管理会社や大家さんから工事許可を取る必要があります。工事許可の取得方法やポイントについては、以下の記事を参照ください。

>>光回線工事をマンションで行う場合に必要な許可は誰からもらう?

光回線「NURO 光」がおすすめの理由

NURO 光はLAN配線方式に対応したマンションプランを提供していますが、エリアや工事などの条件を満たせば戸建て向けの一般プランを集合住宅で利用することが可能です。

>>NURO 光の詳細はこちら

その具体的な契約方法や、工事が難しいケースとその対処法については、下記を参考にしてください。

>>NURO 光をマンションで契約する方法|工事できないケースと対処法

以下のような理由で多くの方にご利用いただいている光回線ですので、ぜひご利用をご検討ください。

・通信速度が速い
・月額料金がリーズナブル
・最大6万円まで他社違約金を補填
・入会特典が選べる
・開通までWi-Fiルーターを貸し出し

通信速度が速い

NURO 光の通信速度は、下り最大2Gbpsと下り最大10Gbps
一般的な光回線の速度は下り最大1Gbpsですので、理論値上2倍と10倍の速度を実現しています。

また、NURO 光は独自回線を使用しているため、安定性も高いです。

2Gbpsの通信速度について
※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。


10Gbpsの通信速度について
※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。
※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。
※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。


月額料金がリーズナブル

下り最大2Gbpsという通信速度を実現する2ギガプラン(3年契約)の月額料金は、5,200円(税込)となっています。(10ギガプラン(3年契約)の月額料金は5,700円(税込))

この金額にはプロバイダ料金も含まれており、別途プロバイダ料金がかかることはありません。お値打ち価格で高速インターネットの利用が可能です。

さらに、「43,000円キャッシュバック」「1年間月額料金が980円」といった入会特典も受けられます。
NURO 光は、まさに速さと安さを両立している回線と言えるのではないでしょうか。

最大6万円まで他社違約金を補填

NURO 光では、他社回線からの乗り換えに伴う違約金に対して、最大6万円までのキャッシュバック補填を実施しています。

工事費残債やモバイルWi-Fiルーター機器残債なども補填の対象となりますし、「43,000円キャッシュバック」や「1年間月額料金が980円」といった通常の入会特典との併用も可能。

ぜひ、解約月を気にせずにお得な乗り換えを実現してください。

入会特典が選べる

NURO 光では、申し込み時に以下いずれかの特典を選べます。

1年間 月額980円(3年契約プランのみ) + 工事費実質無料
43,000円キャッシュバック+ 工事費実質無料

上記特典は併用できませんが、上記特典と併用できる特典も多数あります。(しかも以下はすべて併用可能!)

多くが2022年夏以降に新しくできた新特典で、さらに合計何万円分もお得になる内容になっています。

【NURO 光 公式申込でついてくる特典】
・他社解約時の違約金最大6万円補填
・最長2ヶ月、解約が完全無料!(契約解除料などが0円)
・基本工事費が実質無料

【オプションの申込で得られるもの】
・オプション申込で、最大2万円追加キャッシュバック
・NURO 光 でんわ利用で、ソフトバンクユーザーが最大月額1,100円割引
・ソニー製ONUが必ず届くNUROスマートライフが、初期費用&最大3ヶ月間無料
・NUROモバイル1年間0円~特典(申込後のメールにあるURLからモバイル申込で、3GBプランなら1年間0円特典)

それぞれの特典についての詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

>>【NURO 光キャンペーン特典】併用できるもの・できないもの

>>NURO 光はソフトバンクユーザーならば【セット割】でさらにお得に利用できる

開通までの期間にWi-Fiルーターの貸し出しあり

NURO 光を利用するためには開通工事が必要ですが、申し込み時の混雑状況によっては工事完了まで時間がかかってしまう場合があります。

その間、光回線を利用することはできませんが、NURO 光では会員向けにWi-Fiルーター機器のレンタルを実施。

NURO 光のWi-Fiレンタルを利用すれば最大2ヶ月0円で使えるので非常にお得です!

お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。なお、NURO 光の申込完了メールにリンクが掲載されています。
※初期費用として2,200円(税込)がかかります。
※当日を含む3日間の合計データ通信量が、規定値(10GB)を超えた場合、通信の速度を制限する場合がございます。

まとめ

マンションなどの集合住宅におけるLAN配線方式とは、「光ファイバーとLANケーブル」を組み合わせた光回線の配線方式のことです。

主に全戸一括型として契約されているため、無料もしくは格安で使えます。

物件によっては光回線方式と同じ最大通信速度になりますが、ONU(回線終端装置)1台を共有するため、利用者が多くなると通信が混雑し速度が低下するリスクがある点には注意しましょう。

通信速度にこだわりたい方であれば、NURO 光の通常プランがおすすめです。工事許可は必要ですが、最大通信速度下り2Gbpsの高速環境を利用できます

入会特典が充実しお得に加入できますので、ぜひご検討ください。

>>NURO 光の詳細はこちら