「置くだけWi-Fi」と呼ばれるホームルーターは、工事不要でコンセントにつなぐだけでインターネットが利用で切るため、その快適さが人気です。
ただし、速度面に関しては「遅い」といった口コミも目立ちます。
この記事では、置くだけWi-Fiの速度が遅い原因と、その対策を解説していきます。現在、置くだけWi-Fiを利用している方も、これから導入を検討している方も、ぜひ参考にしてください。
設置が簡単な置くだけWi-Fiのデメリットは速度が遅いこと
置くだけWi-Fiの最大のメリットは、回線工事の必要がない点。ポケットWi-FiなどのモバイルWi-Fiルーターのように、契約後すぐに利用できるという手軽さが特徴です。
また、モバイルWi-Fiルーターの通信速度がおおむね下り最大500Mbps~1Gbpsであるのに対して、置くだけWi-Fiでは下り最大1Gbps前後の通信速度が出せます。
ただし、これはベストエフォート値であり、実測値とは大きく異なります。また、置くだけWi-Fi(コンセントに挿して使うことから「挿すだけwi-fi」などとも呼ばれる)は据え置き型の端末ですが、固定回線の速度と比較すると低速です。
置くだけWi-Fiと光回線の比較
置くだけWi-Fiも光回線も下り最大1Gbps前後という理論値には変わりがありません。しかし、光回線が基地局から建物まで光ファイバーで有線接続されているのに対して、置くだけWi-Fiは基地局から建物までの間も無線で接続されています。
その分、通信は不安定になりますし、「エリアや建物の材質などの影響も受けやすい」という光回線にはないデメリットが、置くだけWi-Fiにはあるのです。
次の章では、置くだけWi-Fiの速度が遅くなる原因をより詳しく解説していきます。
置くだけWi-Fiが遅い理由
置くだけWi-Fiの速度が遅い理由は、主に以下の4点と言われています。
・障害に弱い
・ルーターの性能が低い
・高速通信対応エリア外のケースが多い
・同一エリア内の契約者数が多い
障害に弱い特製がある
先述した通り、基地局と置くだけWi-Fiの端末は電波によって無線で接続されています。
そのため障害物に弱く、近くに高い建物があると部屋の中まで電波が届かないことも。また、地下も電波が届きにくい傾向にあるので注意が必要です。
ルーターの性能が低い
置くだけWi-Fiのルーター性能は、機種によって大きな差があります。中には性能の低いルーターもあり、それが原因で遅くなっているケースも少なくありません。
特に、契約期間が長い方はルーターの機種が古くなっている可能性が高いので、ご自身のルーターの性能がどの程度なのか、一度確認してみることをおすすめします。
高速通信対応エリア外のケースが多い
置くだけWi-Fiの速度はで高速通信が可能なエリアは、ごくわずかです。日本全国のほとんどの地域は、高速通信に対応していません。
ベストエフォート値として下り最大1Gbpsと書かれていても、実際の速度は数十Mbps程度であることがほとんど。速度の理論値がほぼ同じはずの光回線と比べて、かなり遅く感じてしまう理由でもあります。
同一エリア内の契約者数が多い
同一エリア内に多くの契約者がいるケースでも、通信速度が遅くなります。特に、多くの人がネット利用する夜中や休日に、速度が遅くなる傾向にあります。
置くだけWi-Fiが遅い時の対処法
置くだけWi-Fiの速度が遅いと感じたら、以下の4つの対処法を試してみてください。
・ルーターの再起動・または交換
・ルーターの設置場所を変える
・有線接続する
・使用する電波を切り替える
ルーターの再起動・または交換
置くだけWi-Fiの速度が遅いと感じた時は、一度ルーターの電源を落としてから再度電源を入れ直してください。それだけで、速度が改善されるケースが少なくありません。
再起動の詳しい方法は、各ルーターの取扱説明書を読み、手順に従いましょう。
ただし、古いルーターを使っているのでしたら、再起動では改善しません。可能なら、ルーターの買い替え交換をおすすめします。
ルーターの設置場所を変える
基地局からの電波を拾いやすくするために、ルーターを窓際に設置してください。部屋の中央では電波が弱くても、窓際では電波が入ることがあります。
ただし、置くだけWi-Fiはもともと弱い電波を使っているため、立地条件によってはこの方法は効果がありません。
有線接続する
ここでの有線接続とは、置くだけWi-FiとPCなどの端末を有線で接続するという意味です。
インターネットの通信速度は無線よりも有線の方が速く安定するため、LANケーブルを使用して有線接続を試してみましょう。
ただし、そもそも基地局と置くだけWi-Fiとの間の電波が弱く速度が遅い場合は、この方法を試しても効果は期待できません。
また、スマホ端末は有線接続できないため、端末が限定されます。
使用する電波を切り替える
置くだけWi-Fiが対応している電波は、2種類。「2.4GHz帯」と「5GHz帯」です。それぞれ、以下のような特徴があります。
・2.4GHz帯……速度は出ないが遠くまで電波が飛ぶ。ただし電波干渉が起こる。
・5GHz帯……速度は速いが遠くまで電波を飛ばせない。電波干渉が起こりづらい。
通常は2.4 GHz帯に接続されるようになっているため、電波が悪い時は、5 GHz帯で試してみましょう。
根本的な解決をするなら光回線に乗り換えを
上記の方法で、通信速度が上がることもありますが、多くの場合、あまり効果を得られません。根本的な改善を求めるのでしたら、光回線に乗り換えることも検討しましょう。
置くだけWi-Fiは、モバイルWi-Fiルーターのように持ち運びができるわけではありません。自宅のインターネットに用途が限定されるものですので、通信速度や安定性の面からも光回線がおすすめです。
光回線を選ぶ際は、ぜひNURO 光をご検討ください。高速通信をお値打ち価格で実現しているNURO 光は、多くの方にご利用いただいています。
NURO 光が多くの方に支持される理由をご紹介します。
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インターネットを快適に使う上で、特に重要なのが回線速度です。NURO 光では専用の設備を構築することで下り最大2Gbpsまたは10Gbpsの高速通信を実現。
下り=ダウンロードが速いのが特長です。
2Gbpsの通信速度について ※「2Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。(IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅内終端装置の機種により対応していない場合があります。) ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
10Gbpsの通信速度について ※「10Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。 ※端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10GBASE-T利用)時で概ね10Gbps、無線接続時で概ね4.8Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては2.4Gbps)です。 ※速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。
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お引越しなどで「すぐにネット使いたい!」という方にはとてもありがたいサービスですね。
まとめ
置くだけWi-Fiの速度が遅くなる原因は様々で、それに伴った改善方法もあります。
しかし、置くだけWi-Fiはもともと速度が遅いケースが多いです。根本的な改善が必要な場合は光回線への乗り換えも検討してみてください。