戸建ての光回線工事の流れは?できないケースや注意点を解説

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光回線の開通には基本的に工事が必要です。戸建ての光回線の開通工事は、集合住宅での工事と内容が異なります。戸建ての場合、物件の状況によっては工事ができないケースもあるため、注意しなければなりません。

本記事では、戸建ての光回線工事の流れや工事ができないケース、注意点について解説します。戸建てで光回線の工事費をおさえられるキャンペーンや特典についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

戸建ての光回線の工事の流れ


戸建てでの光回線の工事は、一般的には以下のような流れで進みます。

1. 光回線の契約・工事の申込み
2. 光ファイバーケーブルの引き込み
3. 光コンセントの設置
4. ネットワーク機器の設置・接続

各工程について詳しく解説します。

光回線の契約・工事の申込み

はじめに、回線事業者やプロバイダとの契約と、工事の申し込みが必要です。事業者にもよりますが、契約申し込みは電話やインターネット、店頭などさまざまな方法があります。

光回線の工事はすぐに実施されるわけではなく、タイミングによっては申し込みから1~2か月後になることもあります。引っ越しの際など、希望したタイミングで利用するためには、早めの申し込みがおすすめです。

光ファイバーの引き込み

戸建てで光回線を利用する際は、近くの電柱から光ファイバーを引き込む工事が必要です。

光ファイバーの引き込みには、電話線の配管やエアコンダクトを使用するのが一般的です。配管やエアコンダクトからの引き込みができない場合は、外壁に穴をあけて引き込むことになります。

光回線の穴あけ工事については、下記の記事もご覧ください。

>>光回線の穴あけ工事が必要なケースと不要なケースを解説|注意点も

光コンセントの設置

住宅内に光コンセントを設置する工事も必要です。光コンセントとは、光ファイバーとONU(光回線終端装置)を接続する差し込み口のことです。光コンセントとONUをケーブルでつなぐことで、回線が利用できるようになります。

光コンセントには「一体型」「分離型」の2種類があります。一体型は電源用コンセントやテレビ用アンテナ端子と一緒に設置されているタイプで、分離型は光コンセントが単独で設置されているタイプです。

光コンセントについては、以下の記事もあわせてご覧ください。

>>光コンセントとは?どこにある?差し込み方やない場合の対処法を解説

ネットワーク機器の設置・接続

光ファイバーの引き込みと光コンセントの設置ができたら、ONUやルーターといったネットワーク機器の設置と接続を行います。インターネットを利用するには初期設定が必要ですが、事業者によっては初期設定までサポートしてもらえることもあります。

インターネットに必要な機器とその接続については、下記の記事もご覧ください。

>>ONU・モデム・ルーターそれぞれの役割と接続方法について

戸建ての光回線工事ができないケース

光回線の工事自体ができないケースとして、以下のケースが挙げられます。

・光回線の提供エリア外になっているケース
・許可がとれないケース
・電柱までの距離が遠いケース

各ケースについて詳しく解説します。

光回線の提供エリア外になっているケース

事業者やプランによって、回線の提供エリアには違いが あります。自宅が提供エリアに入ってない場合、契約はできません

契約の際に提供エリアを確認する必要があります。多くの場合、提供エリアは回線事業者の公式サイトなどから簡単にチェックできます。

たとえば、NURO 光の提供エリアは下記のページから確認してみてください。

>>NURO 光の提供エリアを検索する

許可がとれないケース

光ファイバーを引き込む際に、国道や河川、第三者の敷地をまたぐ場合、工事ができない可能性があります

国道や河川をまたぐ場合は国の許可が、近隣の住宅の敷地内や所有地をまたぐ場合は その土地の持ち主の許可が必要です。許可の依頼は契約者ではなく回線事業者が行いますが、必ずしも許可が取れるとは限りません。

電柱までの距離が遠いケース

光回線を利用するには、電柱から光ファイバーを自宅に引き込まなければなりません。そのため、自宅から電柱までの距離が遠い場合は工事が難しくなります

近年では電柱の地中化が進んでおり、光回線を引き込むのが難しい地域もあります。新しく電柱を建てるという選択肢もありますが、高額の費用が発生するため、あまり現実的ではありません。

戸建ての光回線工事にかかる費用

戸建ての光回線工事にかかる費用の目安は、20,000〜40,000円ほどです。マンションなどの集合住宅での工事費に比べ、戸建てでの工事費は高めに設定されています。

光回線の工事費は回線事業者によっても異なるため、契約前に各事業者の公式サイトで確認しておきましょう。事業者や申し込むプランによっては、工事費をおさえられるキャンペーン・特典があります。

戸建ての光回線工事にかかる時間

戸建てでの光回線の工事にかかる時間は約1〜2時間です。ただし、電柱から自宅までの距離や天候、工事内容などによってさらに時間がかかることもあります。

とくに、電話線の配管やエアコンダクトから光ファイバーの引き込みができない場合は壁に穴をあける必要があるため、さらに時間がかかります。基本的に工事には立ち会いが必要になるため、工事の実施日時に注意しましょう。

戸建てで光回線工事をする際のポイント


戸建てで光回線工事を実施する際は、以下の点を確認しておきましょう。

・賃貸の場合は許可が必要になる
・土日や夜間の工事には割増金がかかる
・開通までに時間がかかる場合がある
・工事費をおさえられるキャンペーン・特典がある

各ポイントについて、詳しく解説します。

賃貸の場合は許可が必要になる

賃貸物件で工事を行う際は、オーナーや管理会社の許可が必要です。外壁に穴をあけるケースもあるため、許可を取らずに工事を行うと、後でトラブルにつながる可能性があります。

オーナーや管理会社の許可が取れない場合は、工事が必要な回線の契約はできません。賃貸物件での工事の許可については、下記の記事もご覧ください。

>>賃貸で光回線を勝手に引くことは不可能?許可の取り方のコツは?

土日や夜間の工事には割増金がかかる

工事を依頼する日時によっては、通常の工事費に加えて別途割増金が発生するケースがあります。事業者によっては、下記のようなケースで割増金が発生する場合があります。

・土日
・夜間(17時〜22時)
・深夜(22時〜8時)
・年末年始

割増金は事業者やケースによって異なりますが、3,000~20,000円ほどが相場 です。光回線の工事費をおさえたい場合は、できる限り平日の日中で申し込みましょう。

開通までに時間がかかる場合がある

光回線は開通までに時間がかかり、工事の予約から開通まで1〜2ヶ月ほどかかるケースもあります。とくに引っ越しシーズンに工事を実施する場合は注意が必要で、インターネットが使えない空白期間が生じてしまうこともあります。

空白期間中にモバイルルーターをレンタルするのも選択肢のひとつです。NURO 光ではWi-Fi(モバイルルーター)のレンタルサービスを実施しており、最大2か月間無料で利用できます。

Wi-Fi(モバイルルーター)のレンタルサービスについては、下記の記事もご覧ください。

>>NURO 光の工事期間中にレンタルWi-Fiを無料で利用する方法

工事費をおさえられるキャンペーン・特典がある

工事費をできるだけおさえたい場合は、キャンペーンや特典をチェックしましょう。事業者やプランによっては、「工事費無料」「工事費実質無料」といったキャンペーンがあります。

NURO 光では、契約時に工事費が実質無料になるキャンペーンを実施中です

NURO 光では通常44,000円(税込)の工事費が発生し、月々分割で支払う必要があります。工事費実質無料キャンペーンを利用することで、この分割工事費と同額が月々の料金から割引されます

NURO 光の工事費用については、下記の記事もあわせてご覧ください。

>>NURO 光の工事費用が実質無料になる仕組みと注意点を解説

戸建ての光回線工事は手順とキャンペーンをチェック

戸建てで光回線を利用する場合は、引き込み工事が必要になります。物件によっては工事ができないケースや許可が必要になるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

戸建てでの光回線の工事費は、集合住宅での工事費よりも高額になりがちですが、キャンペーンや特典を利用すればお得に光回線を導入できます。工事費をおさえるために、お得なキャンペーンや特典をチェックしておきましょう。

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